アーティスト名 | STRYPER ストライパー |
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アルバム名 | GOD DAMN EVIL ゴッド・ダム・イーヴル |
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米クリスチャン・メタラーのオリジナル・スタジオ作10枚目。結局ティム・ゲインズ(b)は脱退、本作ではマイケル・スウィート(g, vo)のソロ作に参加していたベーシストを起用し、その後ペリー・リチャードソン(元ファイアーハウス)が加わっている。先行公開曲「Take It To The Cross」が、マイケルのシャウトにデス声(ゲスト)を絡めたアグレッシヴな仕上がりで賛否を呼んでいるが、確かに全体としてヘヴィな曲想が目立つものの、依然“らしさ”は健在。攻撃性の裏で、キャッチーなメロディーも、重厚コーラス・ハーモニーも、’80年代から不変のメロディアス&スリリングなツイン・リードも満載だ。
【文】奥村裕司