ISLA DE MUERTA/TEN

ISLA DE MUERTA/TEN

ゲイリー・ヒューズ(vo)率いる英国のメロディアス・ハード・ロック・バンドの通算13枚目。本作は前作『ALBION』(’14年)発表時からアナウンスされていたその続編で、ほぼ同時期に制作されたこともあってサウンド的に大きな変化はなし。アイリッシュ/ケルティックな香りが仄かに漂う叙情メロディーを配したマイルドなハード・ロックにゲイリーのアダルトな歌声が乗る様は、どこを切っても間違いなく“テン印”。デビューから20年、もはや成熟し切って新鮮味こそ薄くも、その素晴らしい楽曲の魅力は健在だ。ただ、3人ものギタリストを擁しているのに、全編に亘ってギター・パートが少々地味なのが惜しい。
(羽田幸一)