アーティスト名 | TRIBAL TECH トライバル・テック |
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アルバム名 | X X |
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’80年代初頭、GITに入学するなり講師となったスコット・ヘンダーソン。C・コリア・エレクトリック・バンドの初代ギタリストとして脚光を浴び、並行して活動していたトライバル・テックはその難易度の高い楽曲&プレイでフュージョン・シーンを牽引した。’90年代には即興演奏に傾倒し、その後は事実上の解散状態に。12年ぶりの新譜となる本作は、楽曲重視の初期スタイルとインプロ主体の後期スタイルが絶妙なバランスで融合。明確に曲構成され、インプロのバックもほど良くアレンジされ、同時に即興〜フリー感覚もたっぷり。ファン陶酔の衰えぬ超絶プレイ満載ながら、ハード・フュージョン未体験者も楽しめる。
(安保 亮)