CONCUSSION PROTOCOL/VICIOUS RUMORS

CONCUSSION PROTOCOL/VICIOUS RUMORS

またも大幅なメンバー交替を経て3年ぶりに放たれる米パワー・メタラーの通算12作目。変にポップな曲を入れてフラついてた前作に比べると、冒頭から硬派な鋼鉄一直線で、S・スマイス他ゲストも交えてのギター・ソロも快調。と思いきや、全体像はいつになくスラッシーなリフ主体で暗めの初コンセプト作で、最後はゴスな曲に唖然とさせられたままアルバムが終わった。G・ソープ(g)が歌う部分が多いのは’90年代中期の混乱期を思い起こさせ、初期楽曲にも合う声質の新シンガー:N・ホレマンを活かすテンション高めな歌メロがやや少ない…のだが、技巧派ギター&押しまくりぶりにはさすがにVR節が健在だ。
(斎藤新吉)