VOLTE-FACE/MANIGANCE

VOLTE-FACE/MANIGANCE

フランス産プログレッシヴ・メタル・バンドの、前作から約3年ぶりとなる5th。近作ではプログレッシヴな風合いを強めていたが、本作では初期に揺れ戻ったかのようにコンパクトでキャッチーなメロディック・メタルの感触も再燃。前作からリズム隊が交替しているが、それによる悪影響は一切感じさせないインテリジェントなサウンドスケープは、フランス産らしいナイーヴな美意識に満ちている。司令塔ブルーノ・ラモス(g)のエモーショナルなハイテク・プレイはもちろん、アダージョのステファン・フォルテ、ヘヴンリーのオリヴィエ・ラパウゼというフランスを代表する技巧派ギタリスト達の妙技も大きな聴きどころ。
(羽田幸一)