プロを目指したきっかけが知りたい!(Nash先生編)
ESPミュージックスクールの先生方がギターや音楽を仕事にしたきっかけは何だったんでしょうか?
プロを目指すためにどんな練習を行なっていたか、実際プロになってみてどうだったか…みたいなお話が聞ければ嬉しいです。
(Teru/10代/男性)
歌えるだけではだめだと感じ、ギターを学びました
まずはプロを目指したきっかけについて。
小学生の頃はサッカー選手に憧れて、サッカーに明け暮れていました。
それは中学生になっても変わりませんでした。
しかし中学校に入ると、上下左右の人間関係の中に不条理なものが混ざるようになってきました。
それを気にしながらサッカーをしているとある日急に冷めてしまって
その当時ハマっていた黒夢のビデオの中に漠然と『絶対的な自由』を感じたNash少年は、高校生に上がるとすぐバンドを組んで歌い始めました。
自分の腕を磨くための取り組みとして、とにかく声を出していました。
学校から帰宅すると、トランペットのミュートをもとに作成した自作のミュート(缶タイプの貯金箱を改造したもの)に向かって、毎日のように叫んでいました。
高校卒業後、MI福岡校に入ってからも歌に関してはとにかく声を出していました。
しかし歌えるだけではだめだと感じ、2年目はGITを専攻してギターを学びました。
実際それが今一番役に立っているかもしれないです。
プロとしてやりがいを感じたことは色々ありますが、最近実感したことを1つ。
自作で熊本復興ソングを書いたんですが、作詞作曲、ヴォーカル&ギターのレコーディング、ミックスまでの流れを自然と自分一人でやってて、自分って便利だなと思ったと同時に、地元へ向けた曲を1から10まで一連で作業できたのは素敵なことだと感じました。
最後に、音楽を仕事にしたい人達へのアドヴァイスをいくつか。
とにかく続けることが大事だと思います。
挫折を味わっても簡単にくじけない。
走り続けることも大事ですが一度つまずいて転んでもまた立ち上がって
“走り始め続けること”がもっと大事なんじゃないかなって思います。
後は楽しむことですね。