9月24日(水)、北欧フィンランド出身メランコリック・メタル・バンド:アモルフィスが、3年半ぶり・通算15 作目のスタジオ・アルバム『BORDERLAND』を日本先行リリースする。また本日、1stシングルとして同作収録曲「Light And Shadow」の配信もスタートした。
本作は、1995年の2ndアルバム『TALES FROM THE THOUSAND LAKE』での日本デビューから、2015年の12thアルバム『UNDER THE RED SKY』まで20年間にわたり日本で彼らの作品をリリースしてきたビクターエンタテインメントヘの10年ぶりの復帰作だ。
これまで祖国フィンランドに古くから伝わる民族叙事詩「カレワラ」を創造の源として、多くのアルバムの創作を続けてきたアモルフィス。本作もそのひとつで、2007年の『SILENT WATERS』以降、彼らのすべての作品で歌詞を綴ってきた芸術家であり詩人でもあるペッカ・カイヌライネンが今回も作詞を手がけ、その内容は「カレワラ」のストーリーに即したものになっている。
また、ここ数作は幾何学模様のようなアートワークが続いたが、今作では「カレワラ」に登場する黄泉の国トゥオネラを流れる黒い川を漂う白鳥を描いたであろう、オランダの画家マラルト・ファン・ハーステレンによる美しい絵画を採用。
そんな注目のアルバム『BORDERLAND』の1stシングルとなった「Light And Shadow」は、物悲しい鍵盤のメロディとヴォーカル・ラインが印象的な、まさに彼ららしい楽曲に仕上がっている。同曲のリリック・ビデオも公開されている。
この曲の作曲を担当したキーボーディストのサンテリ・カリオはこう述べている。「俺は頭をクローゼットに放り込んで、流れに身を任せた。意見に囚われることなくね。古いものを繰り返すことも、過去にやったことを真似ることもしたくなかったんだ。この曲のラストのトミ(・ヨーツセン)のヴォーカル・パートを聴いたとき、『Light And Shadow』がニュー・アルバムのファースト・シングルに相応しいって思ったんだよ!」
なお、本作のプロデューサーは、アモルフィスが初めてタッグを組んだ現代のメタルシーンの最高峰とされるヤコブ・ハンセン。そこにも注目である。
INFO

収録曲
01. The Circle
02. Bones
03. Dancing Shadow
04. Fog To Fog
05. The Strange
06. Tempest
07. Light And Shadow
08. The Lantern
09. Borderland
10. Despair
11. Weavers(日本盤ボーナス・トラック)

Light And Shadow / AMORPHIS
2025年9月24日発売 | ビクター | Apple Music、Spotifyほか各種配信サービスにてストリーミング中
「Light And Shadow」配信リンク:
Light And Shadow
「Light And Shadow」リリック・ビデオ
Light And Shadow Lyric Video
日本盤公式インフォメーション
ビクター