8月27日、ジャーマン・ヘヴィ・メタル・レジェンド：ハロウィンが４年ぶりとなる通算17枚目のスタジオ・アルバム『GIANTS & MONSTERS』をリリースする。６月13日より、1stシングル「This Is Tokyo」の配信＆MV公開がスタートした。
ハロウィンは今年デビュー40周年。2017年、マイケル・キスク（vo）とカイ・ハンセン（g, vo）が電撃復帰を果たした当時は期間限定的な編成であったが、世界中のファンのあまりの好意的反応と、自身らも想像以上の手応えを得たことにより、引き続き７人での活動を決意。2021年には7人での最初のアルバムとなった『HELLOWEEN』でシーンに衝撃を与えたが、本作は勢いそのままに７人で作り上げた２作目のスタジオ・アルバムとなる。
7人編成での２作目ということもあり、楽曲制作もよりメンバー同士がお互いを知った上で臨んだことが容易に想像できる。メロディック・パワー・メタルの巨人たるハロウィン節が炸裂する「Savior Of The World」や「Universe （Gravity For Hearts）」、初期の明朗さやキャッチーさを感じる「Under The Moonlight」、アンディ・デリス（vo）とキスクのデュエットで歌い上げるバラード「Into The Sun」など、前作以上にヴァラエティに富んだ作風に仕上がった。そんなさまざまなカラーを持った曲が並ぶアルバムの中で、哀愁も感じるビッグなコーラスが印象的で、そのタイトルから日本人なら反応せずにはいられない1stシングル「This Is Tokyo」のミュージック・ビデオが本日公開された。近未来的な日本が描かれており、大変興味深い内容のビデオだ。
「This Is Tokyo」の作曲・作詞を担当したアンディはこう語る。「『This Is Tokyo』は個⼈的な思いが込められた曲だ。ずっとこの曲を書きたかったんだよ。⽇本は俺の⼈⽣において特別な場所なんだ。というのも、ピンク・クリーム69で俺が⼈⽣で最初に成功を収めたのは⽇本だったし、⽇本はいつも俺に対して信じられないほど良くしてくれたからね。⽇本へのトリビュートを作りたかったんだけど、歌詞のアイデアがようやく浮かんだ。コーラスでは『ジャパン』よりも語感がいいから『トーキョー』にしてて、その街は俺にとってとても⼤切な国の全体を表しているんだ」
チャーリー・バウアファイントとデニス・ワードが前作に引き続きプロデュース。ミキシングは、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデン、デフ・レパード、ラムシュタインといったロック界の巨人たちの作品たち同様、オランダはヒルフェルスムにある伝説的スタジオ：ウィッセロード・スタジオで行なわれた。
日本盤は、アルバム本編の未収録曲やヴァージョン違いのトラックを収めたディスクを付属した2CDデラックス・エディションも同時発売となる。
INFO
GIANTS & MONSTERS ／ HELLOWEEN
2025年8月27日（水）発売 | ビクター | CD（通常盤）、2CD（デラックス・ディション）、配信
収録曲
［CD 1］（通常盤＆デラックス・エディション共通）
1. Giants On The Run
2. Savior Of The World
3. A Little Is A Little Too Much
4. We Can Be Gods
5. Into The Sun
6. This Is Tokyo
7. Universe （Gravity For Hearts）
8. Hand Of God
9. Under The Moonlight
10. Majestic
［CD 2］（デラックス・エディション）
1. Out Of Control
2. Into The Sun （Andi Solo Version）
3. Into The Sun （Michi Solo Version）
4. Into The Sun （Acoustic Version Duet）
公式インフォメーション
ビクター公式アーティストページ
HELLOWEEN OFFICIAL
