チケット8万枚が5時間で完売、メタルの祭典“WACKEN OPEN AIR 2023”

チケット8万枚が5時間で完売、メタルの祭典“WACKEN OPEN AIR 2023”

今年、コロナ禍以降初めて現地開催が復活した世界最大級のメタルの祭典、”WACKEN OPEN AIR”。2023年度のチケット8万枚が、発売後5時間でソールド・アウトとなった。

通常の開催時はメインの2ステージに加えて多数の中・小規模ステージやエリアが設置され、ライヴを中心にメタルなエンターテインメントが繰り広げられる一大イベントになるのだが、2020年は“WACKEN:WORLD:WIDE”としたオンラインのみの開催、2021年も現地イベントは中止に。

今年2022年は8月4日〜6日までの期間で行なわれ、規模を縮小した形となったが、それでも大多数の観客が詰めかけ、従来の勢いを彷彿させる盛り上がりを見せていたことは、ストリーム配信や公式YouTubeチャンネルWACKEN TVからのライヴ抜粋動画を観た人なら感じ取ることができただろう。

WACKEN2022年会場
WACKEN2022年会場 / Pic: WOA Festival GmbH

2023年の出演アーティストのうち、現時点で確定しているのはアイアン・メイデン、メガデス、ドロップキック・マーフィーズ、ヴァードゥルナ、ジンジャー、ベアトゥース、ディーサイドなどが発表されており、今後も増えていく予定。

チケットの完売を受けて、主宰者のトーマス・イェンゼンは「このような短時間でフェスティヴァルがソールド・アウトするとは、信じられない思いだ」と話す。「特に、このような時期にコミュニティのサポートが得られることはきわめて重要だ。今はまだ、今年のショウの片付けをしている最中だが、信頼を寄せてくれたファンのおかげで今、2023年のプログラムに全力で集中していくことができる。“ヴァイキング”というモットーの下に、アイアン・メイデンに加えてあと1つか2つ、素晴らしいハイライトとなる催しを用意しているところだ!」

「ファンのおかげで大きな自信がついたし、とても感謝しています」と、同じく主宰者のホルガー・ヒュブナーも言葉を添えている。「”WACKEN OPEN AIR”を前進させられますし、その宣伝と並行して、今年これから告知予定の様々な他プロジェクトやテーマを進めていくことができます」

今後のチケットについてフェスティヴァル主宰側は、公式サイトに掲載されているトラベル・パートナーから偶発的に販売される可能性があるとして、それ以外の第三者からは購入しないように注意を呼びかけている。

”WACKEN OPEN AIR 2023”概要

開催日程:2023年8月2日〜8月5日

”WACKEN OPEN AIR 2023”告知0808

出演予定アーティスト(2022年8月8日現在):
アイアン・メイデン、メガデス、ドロップキック・マーフィーズ、ヴァードゥルナ、ジンジャー、ベアトゥース、トゥー・ステップス・フロム・ヘル(WACKENのみの公演)、エンシフェルム、ディーサイド(『LEGION』特別公演)、ペンタグラム(50周年記念)、ネルヴォサ、バーニング・ウィッチーズ

”WACKEN OPEN AIR”トラベル・パートナー(ドイツ語)
Offizielle Reisepartner | Wacken Open Air

イベント公式サイト
W:O:A | Wacken Open Air