アルバム・レビュー
YGセレクションの最新リリース情報&レビューをお届け!

英国のドラマティック・ハード・ロック・バンドの通算10作目。相変わらずラインナップは流動的で、ゲイリー・ヒューズ(vo)とジョン・ハリウェル(g)を除くメンバーを一新(ベースには初期メンバーだったS・マッケンナが復帰)…

ライヴではお馴染みだったナイト・レンジャーのアコースティック・ヴァージョン。その好評価に後押しされたってことなのか、これは彼ら初のアコースティック・ライヴ作品。この種のアンプラグドと言えば、「Sister Christi…

独古参メタラーによる、ライヴ作『THE CLANS ARE STILL MARCHING』(’11年)を挟んでの第15作。ギリシャ神話がテーマのコンセプト作で、IN EXTREMOのシンガーをフィーチュアし…

米ジョージア州の4人組による2枚組の3作目は、従来のカオティック/スラッジ路線から、大きな括りでのハード・ロックに深化した力作だ。’70年代UKプログレ/サイケやUSルーツ音楽を内包する奥深さは変わらないが、…

元リジー・ボーデン(’07〜’10年に在籍)のギタリスト:クリス・サンダーズ率いる米産パワー・メタル・バンドのデビュー作。メガデスのデイヴ・エレフソン(b)、ハウス・オブ・ローズ他のケン・メリー(…

’10年の『FUZZ UNIVERSE』に続く待望のソロ名義フル・アルバム。インスト曲だけではなく久々にポールのヴォーカル曲も収録されている。大注目は本作のコンセプトだ。まず冒頭からハイ・テンションなコード…

ジョン・レヴァサー(g)が復帰しての7thスタジオ・フル。’08年の前作『THE UNSOKEN KING』はキーボードやクリーン・ヴォーカルの導入により新たな側面を見せつつも、それまでのテクニカルかつカオテ…

フィリップ・ルイス(vo)主導のL.A.ガンズが実に7年ぶりに放つ通算11枚目となる本作は、バンド初期の活力を取り戻したかのような快作に仕上がっている。ヘア・メタル的な要素を含んではいるものの、決して古臭い音に感じさせな…

リオウ・フィガロ(vo/ミンストレリックス)とZARDや稲葉浩志などとの活動でも知られる綿貫正顕(g)が中心となって結成されたバンドのデビュー作。理想のメロディアス・ハードを体現すべく出発したバンドであり、スカイ・ギター…

’11年に結成20周年を迎えたブルータル・デス・メタルの重鎮による、通算7枚目のフル作。時流に流されることを拒むかのごとく20年間大幅に音楽性を変化させることなく、持ち前のテクニックと卓越したアレンジメントの…

宝塚歌劇団出身という稀有なキャリアを持つAKANE LIV(vo)率いるバンドの4作目。これまでタイトルに冠されてきた“MOON”がないことからも分かる通り、本作は彼女らの新章とも言うべきアルバムで、北欧神話をモチーフと…

ブライアン・セッツアーを語る上で欠かすことができないスタイルであり、アイデンティティを確立した重要なファクターであり、そもそもの原点であるロカビリー。そんなロカビリーへのリスペクトを込めて、盟友スリム・ジム・ファントム(…