Wacken Open Air 2022 YGレポート

Wacken Open Air 2022 YGレポート

2022年9月23日更新DAY 3 アーチ・エネミーが新曲で完全掌握:気合いの最終日! 
2022年9月20日更新DAY 2 スリップノット初見参、Wackenの最も長い日!
2022年9月16日更新SABLE HILLSギタリストRict 特別インタビュー:Metal Battle優勝を「誇りに思う」
2022年9月14日更新DAY1 ジューダス・プリースト&マーシフル・フェイトの貫禄!
2022年9月9日更新DAY0 “水曜日のヴァッケン”は前哨戦!ラウドネス、アヴァンタジア etc.

メタルの聖地へ巡礼者たちが戻ってきた。地響きを立て爆音と共にバンドが、ビール片手にオーディエンスが、3年振りに約束の地へと帰ってきたのだ…!

Wacken Open Air 2022告知フライヤー

ドイツ北部シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州ののどかな村:ヴァッケン。そこは年に一度、盛夏の時期に黒ずくめの集団で埋め尽くされる。世界最大級のHR/HMの一大祭典“Wacken Open Air(以下WOA)”が開催され、世界中から8万人とも9万人とも言われるメタル・ヘッドが大挙して押し寄せるからだ。

2020年、2021年と、コロナ禍により世のあらゆるフェスが中止や順延を余儀なくされた。それはWOAとて例外ではない。しかし今年になって、ヨーロッパでは多くの国々が規制を大きく緩和。よって、まだまだ厳格とも言える感染対策を続けている日本とは異なり、人数制限も行動制限も全くない、以前とそう変わらないフェス開催が可能な状況が整ったのである。

想像してみて欲しい。8万人がマスクなしで、ディスタンスを気にすることなく、声を枯らして歌い、叫び、思う存分ヘッドバンギングしまくり、モッシュやクラウド・サーフにも興じる様を。いや無論、そこに何ら懸念はなかった…と言うつもりはない。しかしながら、ここでコロナ対策についてあれこれ議論しても仕方がないし、現にフェスは滞りなく執り行なわれ、ガッツリ盛り上がりまくって、既に大成功に終わっているのだから。

それでは今後数回にわたって、前夜祭的な“WACKEN WEDNESDAY”を含め、第31回WOAの4日間に及ぶ熱狂の模様を現地取材にてお届けしていこう。お楽しみに!!

開演前のメイン会場

【文】奥村裕司

“Wacken Open Air 2022”レポート(随時更新)

アーチ・エネミーが新曲で完全掌握:気合いの最終日! WOA2022レポート DAY 3

スリップノット初見参、Wackenの最も長い日! WOA2022レポート DAY 2

SABLE HILLSギタリストRict、Metal Battle優勝を「誇りに思う」:Wacken Open Air 2022 特別インタビュー

ジューダス・プリースト&マーシフル・フェイトの貫禄! Wacken Open Air 2022レポート DAY 1

“水曜日のヴァッケン”は前哨戦!ラウドネス、アヴァンタジア etc.:Wacken Open Air 2022レポート DAY 0