BAREFOOT IN THE HEAD/CHRIS ROBINSON BROTHERHOOD

BAREFOOT IN THE HEAD/CHRIS ROBINSON BROTHERHOOD

元ブラック・クロウズのフロントマン率いる5人組の6作目。ブルース/フォーク/カントリー/サイケなどを包んだ結成以来のヴィンテージ・サウンドは変わらずにウッドストック時代への憧憬を湛えているが、そのアウトプットには若干の修正がかかった。今作はジャム・バンド、要はグレイトフル・デッド的なルーズさや冗長さが大きく後退しており、代わりにザ・バンドにも重なるような緻密なスタジオ作業の成果による芳醇な音世界が広がっているのだ(至高のクリーン・トーンに恍惚!)。ブルースよりもカントリーを濃い目に抽出したことでキャッチーさも増しており、口当たりは非常に軽やか。これは新境地!
(菅原健太)