Andy Manson Custom Guitars アンディ・マンソン・カスタム・ギターズ
女性の彫刻のようで、実はれっきとしたギター…その奇抜な発想に唖然! ポルトガル在住のルシアー、アンディ・マンソンの手によるもので、2枚目の写真は専用ケースだ。
公式ウェブ:Andy Manson Custom Guitars
Aristides アリスティディス
アリウム一体成型のアリスティディスには、メタリックなカラーでファン・フレットを採用した8弦やスパークル・フィニッシュの7弦など、先鋭的なモデルがラインナップ!
公式ウェブ:Aristides
Caparison キャパリソン
キャパリソン“Brokcen”シリーズは、27インチのスーパー・ロング・スケールが特徴で、6弦モデルもダウン・チューニング仕様だ。8弦は既に同社のシグネチュア8弦モデルを使用するマティアス“IA”エクルンドが開発にも加わっている。幅広い音域を持つウォルナット・トップとギターらしい音を保つためのマホガニー・バックで構成されたボディー材、ネックが長くなったことによる質量の増加をボディーの厚みで調整…といった、様々な工夫が凝らされている。
公式ウェブ:キャパリソン
Deimel Guitarworks デイメル・ギターワークス
デイメル・ギターワークスには“Firestar”“Doublestar”など、ヴィンテージ感溢れるギター&ベースがディスプレイ! 各シリーズにフィニッシュやピックアップ、スペック等の多彩なヴァリエーションが用意されているのが同ブランドの特色だ。
公式ウェブ:Deimel Guitarworks
dragonfly ドラゴンフライ
杢目のガッツリ出たエキゾティック・ウッドがインパクトを放つ、ドラゴンフライの“Border”。
公式ウェブ:ハリーズエンジニアリング
Frank Hartung Guitars フランク・ハートン・ギターズ
ドイツに工房を構える職人フランク・ハートンによる、優美なボディー・デザインのフラッグシップ・モデル“Embrace”シリーズ。
公式ウェブ:Frank Hartung Guitars
Freedom Custom Guitar Research フリーダム カスタム ギター リサーチ
NAMMで注目を集めた、プレミアム・グレードのメイプルとマホガニーを使用した“Black Pepper ‘for NAMM Show 2017’ STRV”。黒いモデルはピエゾ・ピックアップを搭載したプロトタイプの“Pepper”だ。
公式ウェブ:フリーダム カスタム ギター リサーチ
Giulio Negrini Guitars ジュリオ・ネグリーニ・ギターズ
大胆なシースルー・フィニッシュと鋭角的なシェイプが異彩を放つイタリアのハイエンド・ギター・ブランド、ジュリオ・ネグリーニ。“Morgoth”シリーズの7弦と6弦がディスプレイされていた。
公式ウェブ:Giulio Negrini Guitars
Jersey Girl Homemade Guitars ジャージーガール・ホームメイド・ギターズ
自然界を彷彿させる温かみのあるボディー・デザインが特徴のジャージーガール。個性豊かでハイ・クオリティなモデルが来場者の目を楽しませていた。
公式ウェブ:Jersey Girl Homemade Guitars
Matsuda Guitars ミチヒロ・マツダギターズ
アメリカで活躍する日本人ギター製作家のミチヒロ・マツダによる、アーチド・トップをベースとしたヘッドレス・ギター。あまりに独創的なデザインに驚愕!!
公式ウェブ:Matsuda Guitars
Mayones メイワンズ
今年創業35周年を迎えるポーランドのメーカー、メイワンズからもヘッドレス・ギターが登場。展示されていた“Hydra”シリーズはプロトタイプで、6弦及び7弦をラインナップ。ボディー下部の薄い木材はギターを立てて構えた際に膝に当てることができ、ブリッジが体に触れてチューニングが狂うのを防いでくれる。
公式ウェブ:Mayones
Morris モーリス
50周年を迎えたアコースティック・ギター・ブランドのモーリスには、クラシック・ギターと同レベルまでボディーを薄くし、演奏性を高めた“SC-131”をさらに特別仕様にした“SC-131 Bevel”がディスプレイ。ヘッドやインレイのデザインが高級感を与えている。
公式ウェブ:モーリス
Ogre オーガ
個性的なデザインが目を惹くオーガのギター。セミ(!?)のようなシェイプのモデルは右側のウイングが長くなるなど、若干リニューアルされていた。
公式ウェブ:OGRE
Spalt Instruments
トーテム・ギターなどで知られるウイーンの芸術的ギター・ブランド、スポルト・インストゥルメンツのニュー・ギター。人形などの様々なオブジェを伴ったデザインはどれも独創的で、“Pierrot’s Nightmare”や“Siren Song”といったモデル名と共にそれぞれ異なるストーリーを語っているようだ。
今回の会場には、このようなデザイナー達のブランドが集合したセクションが設けられ、ひときわ大きな注目を集めていた。
公式ウェブ:Spalt Instruments
Strandberg ストランドバーグ
ストランドバーグは、メタル・サウンド向きの材を選んだ“Boden Metal”、HSH配列の“Fusion”シリーズなど、新機軸モデルが幾つも発表されていた。写真は“Boden”の8弦。オリジナルのトレモロを搭載した“Boden Prog”もあり。
公式ウェブ:Strandberg
Strictly 7 Guitars
Strictly 7 Guitarsにはマルチ・スケールの7弦モデル、ボディー・トップの曲線が印象的な“Medusa”の8弦ヴァージョン、ホロウ構造でボディー下のへこみが独特なTLシェイプ…と、すべてヘッドレス・ギターであること、またフィッシュマン“Fluence”をピックアップに搭載していることなど、最先端の技術をふんだんに取り入れた新製品が登場!
公式ウェブ:Strictly 7 Guitars
Suhr サー
昨年発表されたホロウ構造のTLシェイプ“Alt T Pro”(1枚目の右側のモデル)は、アルダー・ボディーにローズウッドの組み合わせでリニューアル。その左側はアルダー・ボディーにローステッド・メイプル・ネック&指板を採用した“Modern Antique”で、どちらも限定モデル。
このほか、アンディ・ウッドやスコット・ヘンダーソンなど、サーを長年愛用するギタリスト達のシグネチュア・モデルもディスプレイされていた。
公式ウェブ:Suhr
Supro スプロ
スプロからは1962年に発売されていた”Ozark”をもとにした“Island”シリーズが発表。1ハムバッカーの“Jamesport”、2ハムの“Westbury”、ミニ・ハムバッカーを3基搭載した“Hampton”…と、ピックアップ配列が異なる3種類が用意されている。また、これらのピックアップは’50〜’60年代に作られていたゴールド・フォイルの”Clear-tone”のレプリカで、低ノイズが特徴のシングルコイルだ。
公式ウェブ:Supro
Taylor テイラー
高級アコースティック・ブランド、テイラーに初心者が手に取りやすいリーズナブルなモデル“Academy”シリーズが発表された。マスター・ビルダーのアンディ・パワーズ(最後の写真)がメキシコのテカテ工場での製作を前提に手がけたもので、ルックスはシンプルながら上位機種と同じネック、ボディー下のアーム・レストや“ES-2”プリアンプなどの機能を備えた本格スペックで、ピックアップのあり・なしやスティール弦及びナイロン弦など、多彩なヴァリエーションで展開される。
フラッグシップ・モデルの“800”シリーズには、デラックス・ヴァージョンが登場。トーンを増強するアディロンダック・ブレーシングにゴトー製のペグ、先述したアームレストといった箇所が新要素だ。
“100”シリーズはサイドとバックにウォルナットを使用し、より高級感のあるモデルにリニューアル。アンディによるブレイシングのパターンの変更も行なわれた。ベストセラーの“200”シリーズはサイドとバックがコアに変更されたほか、トップにもコア材を採用したグロス・フィニッシュの“Deluxe”ヴァージョンもラインナップされた。
小型ギターの“GS-Mini”には、同じサイズのベース版“GS-Mini Bass”が仲間入り。ブリッジ・ピンはベースの弦がちょうど良い角度で折れ曲がるよう最適化されている。ダダリオとの共同開発による弦も、テンションを軽くして弾き心地の良さに貢献しており、温かみのあるトーンを提供する。
ホロウ・ボディーのエレクトリック“T5”には、オール・マホガニーで、グロス・フィニッシュのモデルが発表されていた。
公式ウェブ:Taylor
Tom Anderson トム・アンダーソン
フロントに“P-90”タイプでハムバッカー・サイズの“PH1”ピックアップを搭載した“Cobra S”や“Bobcat”など、美しい杢目のモデルが並んだトム・アンダーソンのブース。
公式ウェブ:Tom Anderson
Washburn ワッシュバーン
ワッシュバーンのブースにて…黒と黄のこの模様といえばストライパー! マイケル・スウィート・モデルのVシェイプ“Parallaxe-PX-V6MS”と“Parallaxe-PXZ-MS2FR”の2種類がラインナップ。
Zemaitis ゼマイティス
この日は、昨年の楽器フェアにてお披露目されたゼマイティスのカスタム・ショップ製モデル、チェンバード・ボディーの“CS24U Chamberlain”を撮影。ブース内の他モデルは1日目(リンク)に掲載している。
公式ウェブ:Zemaitis