Strandberg by BOSS ストランドバーグ by BOSS
BOSSのブースに展示されていた、“V-Guitar System”のピックアップを搭載したストランドバーグの“Boden”。
公式ウェブ:BOSS
Gibson ギブソン
USA、カスタム、メンフィス各シリーズの製品がひしめくギブソン・ブランドのブース。既に国内にも入荷されているギブソンUSAの”2017 High Performance“シリーズや“2017 Traditional”シリーズなどに加えて、3ハムバッカーやマルチ・バインディングの“Les Paul Nashville Black Beauty 2017”やフレイム・マホガニーでメイプルを挟んだボディー構造の“Les Paul Premium Flamed Mahogany”といったレア・モデルも展示されていた。
アコースティックにおいても、美しい装飾に彩られた“SJ-200”や1羽ずつ異なる鳩のインレイが至る所にあしらわれた“Doves In Flight”といった、職人の粋を集めたカスタム・モデルがひときわ存在感を放っていた。
公式ウェブ:Gibson
Godin ゴダン
ゴダンのエレクトリック・ギターには、マイナー・チェンジが施され、新しいフィニッシュに彩られた“Summit Classic”のリミテッド・モデルが登場。ベアナックル”Mule“を搭載した”Summit Classic LTD“と、ローラー”Gold Foil“または“El Rayo”を搭載した“Summit Classic LTD Supreme”がラインナップされていた。
公式ウェブ:Godin
Greco グレコ
グレコのブースでは、国内外のギター・シーンに大きな役割を果たして来た“MR”や“BG”、“WS”といったブランドを代表するシリーズがディスプレイ。
公式ウェブ:Greco
Gretsch グレッチ
グレッチからは、AC/DCのマルコム・ヤング所有のギター“’62 Duo Jet”を複製したカスタム・ショップ製のトリビュート・モデル“G6131MY-CS Malcolm Young ‘Salute’ Jet”が発表された。世界限定40本生産となっている。シグネチュア・モデルでは、ジェフ・ベックも憧れた’50年代を代表する人気ギタリスト、クリフ・ギャラップのシグネチュア“Duo Jet”が初登場。そして、昨年よりスタートした“Vintage Select”や“Players Edition”シリーズなどにも、“Jet”系モデルをはじめ新製品が多数お目見えしていた。
公式ウェブ:Gretsch
Ibanez アイバニーズ
多数のアーティスト・モデルを抱えるアイバニーズの目玉は、発売から30周年を迎えるスティーヴ・ヴァイのシグネチュア第一号機“JEM”シリーズの復刻版となる“JEM777”だ。新型の“JEM77WDP-CNL”も合わせて発表。新しいところではメシュガーのフレドリック・トーデンダルの8弦などが登場した。ポール・ギルバートやキコ・ルーレイロなど、おなじみの顔ぶれにも新モデルが追加。
この他、同じく30周年を迎える“RG”のリミテッド・エディション、メタルに特化した“Iron Label”、エンドース40周年となるジョージ・ベンソン・モデルなど、幅広いプレイヤー層を楽しませてくれるギターが所狭しと並んでいた。
公式ウェブ:Ibanez
Jackson Guitars ジャクソン・ギターズ
ジャクソンでは、新たにエンドース契約を結んだスリップノットのミック・トムソン・モデルが注目の的に。同じく初参加となるマーティ・フリードマンのシグネチュア“MF-1”は、近く発売予定のソロ・アルバムでそのプロトタイプが使用されており、製品としては“USA”と“X”シリーズで展開。こちらも初となるガス・Gの“Gus G. Star”は“USA”“X”“JS”の3シリーズにわたってラインナップされていた。
その他の主な新製品としては、ペリフェリーのミーシャ・マンソーのモデルに“Pro”シリーズのヴァージョンが6弦、7弦ともに追加。同ブランドで本人が解説している動画によると、価格を抑えつつライヴでの実践的スペックを吟味した、妥協のないモデルに仕上がったとのこと。フィル・コリンの“PC1”も加熱処理を行なったボディーやネックを採用したものにアップデートされている。
公式ウェブ:Jackson
Line 6 Line 6
Line 6のモデリング・ギター“Variax”には、TWELVE FOOT NINJAのギタリスト、スティーヴ”ステヴィック“マッケイとのコラボレーションにより開発された“Variax Shuriken”が登場した。ドロップ・チューニングにしても最適なレスポンスを提供するエクストラ・ロング・スケール仕様となっており、スティーヴによるカスタム・ギター・モデルやチューニングのプリセットなども搭載されている。
また、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー内でのライヴ・イベント“Mad T Party”で使われたカスタム・アートワーク仕様の“Variax”も展示されていた。こちらは近くオークションに出品されるそうだ。
公式ウェブ:Line 6
PRS Guitars PRSギターズ
PRSギターズでは、カルロス・サンタナの最新シグネチュア“Santana Retro”が展示されていた。プライヴェート・ストック・シリーズの限定シグネチュア・モデルのコーナーでは、マンハッタンの夜景をインレイで表現したかのようなジョン・マクラフリン・モデル、ミニ・スイッチを豊富に搭載したジョン・メイヤー、ホロウ・ボディーにフロイド・ローズ・トレモロといった異色の組み合わせが目を惹くニール・ショーンなど、個性豊かなギターが並んだ。
公式ウェブ:PRS Guitars
Schecter シェクター
新シリーズが目白押しとなっていたシェクターのブースには、シニスター・ゲイツ、ニック・ジョンストンほか様々なシグネチュア・モデルのニュー・ヴァージョンがディスプレイされていた。
また、シースルー・ブラックのフィニッシュが精悍な印象のエクストリーム・メタル・プレイヤー向けの“Apocalypse”シリーズ、’80年代コンポーネント・ギターを彷彿とさせる“Sun Valley”シリーズ、日本製シェクターの“Exceed”にも近い雰囲気を持った”Banshee Extreme“シリーズ、そしてカスタム・ショップ製モデルなど、実に様々なギターがブースを賑わせていた。
公式ウェブ:Schecter
Takamine タカミネ
タカミネ2017年のスペシャル・モデルは、本社工場の位置する岐阜県中津川市に存在する宿場町の馬籠宿をモチーフにした“LTD2017-Magome-”だ。サーマル・トップ材を使ったモデルやダブル・ネックなども展示されていた。
公式ウェブ:タカミネ
Wylde Audio ワイルド・オーディオ
2015年の立ち上げから、はや2年が経過したザック・ワイルドのギター・ブランド、ワイルド・オーディオ。2017年の新製品として姿を表したのは、昨年より告知されていた“Odin”のアーチド・トップ版である“Odin Grail”と“Barbarian”だ。ピックアップは王道のEMG“81”“85”の組み合わせを採用。
公式ウェブ:Wylde Audio
Yamaha ヤマハ
ヤマハではアコースティック・ギター“A”シリーズが大々的なモデル・チェンジを行なった。フル・ボディーのような鳴りを実現することを目標に、裏板に新開発のブレーシングを採用し、表板には“FG”や“FS”シリーズに採用されて高評価を得たスキャロップ・ブレーシングを使っているのが特徴だ。エレクトロニクスには一流エンジニアのマイキングによるサウンドを出力する“SRT2”を搭載している。シリーズは既存の“A1”“A3”と新たに加わった“A5”の3グレードから展開され、“A3”以上はARE処理された表板を使用することでより豊かなサウンドを求めることができる。
サイレント・ギター“SLG200NW”は、ナイロン弦のタイプで、ネック幅がクラシック・ギターと同様のサイズに設計されたワイド・ネックが特徴となっている。
昨年発売されたエレクトリック・ギター“Revstar”シリーズは、様々なスペシャル・ヴァージョンが印象的な演出を伴って展示されていた。
公式ウェブ:ヤマハ
Zemaitis ゼマイティス
ゼマイティスのブースは、カスタム・ショップ製モデルが多く並べられていた印象だ。彫金のデザインをメイプル材に施したモデルやホロウ・ボディーの新シリーズなど、昨年の楽器フェアでも披露されたモデルの他、様々なアーティストとのコラボレートによる“Metal Front”がディスプレイ。
公式ウェブ:Zemaitis