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NAMM3日目、取材は4日目。アメリカにもようやく慣れてきましたが、相変わらず何もかもがビッグ・サイズ。ギターだってこの通り…ん?
Guitars ギター
Boutique Guitar Showcase
個性派ビルダーの集まる“Boutique Guitar Showcase”のセクションにて。もはや現代アートの域…!!
カナダ出身のマイケル・サンキー(Michael Sankey)による“When I fell, I sang”。
エンリコ・ディ・ドナート(Enrico Di Donato)の“Hell&Heaven – Chapter One”。「101×131cm」と、さながら美術館のようにサイズ表示も。
3月に来日するピーター・マリノスキーの“Gypsy #369”。
オーストラリアのOni Guitarsは独自のフレッティング・システム“E-Scale”を取り入れたエルゴノミックなデザインを始め、ワン・アンド・オンリーのギターを数多く生み出している。
幾何学模様のグラデーションを色の異なる木材で表現してみせた、オランダ発“Red Layer Guitars”のモデル。
Epiphone エピフォン
ギブソンの特別ブースにて、エピフォンの“USA 1962 Crestwood Vault Find”を発見。以前から存在するモデルだが、アメリカのギブソン・ファクトリーにて製作されていることが今回最大のポイントだ。
Gibson Custom Shop ギブソン・カスタム・ショップ
引き続き、ギブソンの特別ブースから。
スラッシュのダブル・ネック・ギターを、長年の使用による傷まで復刻した“Slash 1966 EDS-1275 Doubleneck Replica”。今後の製品化に向けたプロトタイプのようだ。なお、NAMMショウ直前の1月中旬に行なわれた日本公演では、やはり本人がプロトタイプを持ち込んでおり、そちらは3月号のスラッシュ特集記事にて掲載している。
ジョー・ペリーの“Joe Perry Les Paul Axcess”も、やはり製品化を目指したプロトタイプのようだ。塗装の割れ模様が丹念に施されたエイジド・アンティーク・ゴールド・フィニッシュや1ハムバッカー仕様が特徴。
インレイ・ワークの豪華なアコースティック・ギターもズラリ! “Doves In Flight”“Firebird”といったモデルが美しさを競うように並んでいた。
Gibson ギブソン
いわゆる昔ながらのスタンダードなルックスを持ったレスポールが新ラインナップとして紹介されており、“バック・トゥ・ベーシック”の風潮が感じられる。手前から“Les Paul Standard ’50s”、“Les Paul Standard Gold Top”、“Les Paul Standard ’60s”、“Les Paul Standard ’50s P90”。
お手頃価格で手に入ることが魅力だった“Les Paul Studio”には、コイル・タップやセル・バインディング等、スペックの高めなモデルが多かったが、こちらもかつての姿を取り戻したように素朴なルックスに変わっていた。
“ベーシック”への回帰を意識しているからといって、決して革新的なマインドを捨てたわけではない模様。かつてアメリカの工場では取り扱ってこなかったような、個性的なカラーを持つモデルもラインナップされているようだ。例えばこちらの“Les Paul Modern”(写真右端)は、フェイディッド・ペルハム・ブルー・トップが使われている。
Unburstという、ナチュラルに近い印象のフィニッシュが施された“Les Paul Standard ’60s”。
若手ロッカー:ファイヴ・セカンズ・サマーのギタリスト、マイケル・クリフォードのシグネチュアは本人愛用の“Melody Maker”を元にしたモデル。ジェット・ブラック・チェリー・フィニッシュやX字型のインレイが特徴だ。
G&L G&L
G&Lのブースに飾られた、ヴァリエーション豊かなギター達!🎸🎸🎸