イタリアのシンフォニック・メタル・バンド、ラプソディー・オブ・ファイアの中心人物であるルカ・トゥリッリ(g)とアレックス・スタロポリ(key)が友好的に別れることになった。
去る6月に発売された最新作『FROM CHAOS TO ETERNITY』は1997年のデビュー作『LEGENDARY TALES』から続いたコンセプト“Emerald Sword Saga”、そして『SYMPHONY OF ENCHANTED LANDS II』(2004年)から続いた“The Dark Secret Saga”の完結編。10枚のアルバムによって15年越しの集大成的作品が完結したことを区切りに、「音楽的な刺激を新たに求める時がきた」と彼らは話している。
具体的には、アレックスがラプソディー・オブ・ファイアのバンド名で活動を続け、現バンドのメンバーとルカ・トゥリッリは以前のバンド名であったラプソディーとして進む予定。現時点でわかっている両バンドのラインナップは下記の通りだ。
●ラプソディー・オブ・ファイア
ファビオ・リオーネ(vo)
トム・ヘス(g)
アレックス・スタロポリ(key)
アレックス・ホルツヴァルト(dr)
●ラプソディー
ルカ・トゥリッリ(g)
ドミニク・ルアキン (g)
パトリス・ゲール(b)
アレックス・ホルツヴァルト(dr)
なお、ラプソディー・オブ・ファイアは新作に伴うワールド・ツアーを予定している。