Dean:Sascha Gerstner Custom Model
フロイドローズ・トレモロを搭載したディーン製のカスタム・モデル。12フレット部分に“SG”の刻印もある王冠型のインレイなど、サシャ独自のデザインも盛り込まれている。ニュー・アルバムの「そこかしこで使った」そう。ただしメインで使ったのはヴァイキーがプレゼントしてくれたというエピフォン製フライングVで、クリーン・パートではディーン製TLシェイプを弾いたそうだが、残念ながらそれらの写真はない。
一緒に写っているアンプは、マーシャル“Bluesbreaker”とブラックスター“Series One 100”。どちらもケンパー“Profiling Amplifier”でプロファイリングしたとのこと。
Ibanez:Destroyer
このアイバニーズ“Destroyer”は、サシャが叔父にプレゼントしてもらったという、彼が初めて手にしたエレクトリック・ギター。上写真ではボディーが黒っぽく写っているが、実際の色合いは下写真の方が分かりやすい。
Viv Guitar:Prototype Signature Guitar
最新作を手がけたプロデューサーの1人、チャーリー・バウアファイントのスタジオでレコーディングした際の写真。ブラックスター“Series One 100”をプロファイリングしているところだろうか…?
手前の椅子に横たわっているのは、ヴィフ・ギター製シグネチュア・モデルのプロトタイプ。スタビライザーの付いたデザインが非常に特徴的で、コントロールも豊富に設けられている。レコーディングでは使っていないという。
Marshall:AFD100
マーシャル“AFD100”は、主にリズム・パートで使われた。スラッシュのシグネチュア・モデルである100Wアンプだ。
Sascha’s Pedalboard
コンパクト・ペダルのみで構成されたエフェクト・ボード。歪み系は左からアイバニーズ“TS808”とBOSS“SD-1”で、どちらもアンプの歪みをブーストする用途でセッティングされている。右端のエレクトロ・ハーモニックスのエンヴェロープ・フィルター“Doctor Q”。これをかけることでソロ・パートをプレイする際に中域が突き抜けるように鳴らすことができるそうだ。
Sascha’s Rack Effects 1
上からナウソニック“PowerPlant”(パワー・ディストリビューター)、ユニバーサル・オーディオ“LA-610”、ウォーム・オーディオ“EQP-WA”(パラメトリック・イコライザー)、イーヴンタイド“H3000 D/SE”(ハーモナイザー)、デジテック“Vocalist Live Pro”(ヴォーカル・ハーモニー・プロセッサー)。“EQP-WA”は、エフェクトをかける前のギター信号のシェイプを整える目的で使っている。また「Best Time」に入っているサシャのヴォーカルは、“LA-610”で録ったという。
Sascha’s Rack Effects 2
サシャにとってお気に入りのデジタル・リヴァーブであるレキシコンの名機“Model 200”。ちなみに上の方に写っているのは、AKAIのオープン・リール・デッキ“GX-4000D”。
Moog:GrandMother
モーグのシンセサイザー“GrandMother”。「Skyfall」では作曲者であるカイの要望を受け、シンセ・ソロをサシャが弾いている。
INFO
『HELLOWEEN』/HELLOWEEN
2021年6月16日発表 ビクター
ハロウィン 公式ウェブ
HELLOWEEN OFFICIAL
ハロウィン Twitter
@helloweenorg