ギタリスト諸氏ならば、一度は必ず譜面制作に興味を持ったことがあるのでは?
「でもノウハウが分からないし…」と二の足を踏んでいるアナタにオススメしたいのが、PreSonusの譜面制作ソフト“Notion 5”。導入すれば、音楽制作環境がガラリと変わること間違いなしだ!
はじめに:完成度の高い楽曲制作を重視した“Notion 5”
「簡単なスコアくらいは読めるけど、自分で譜面を書くのは苦手…」というギタリストは多いだろう。ただ音楽の世界で本気で活躍したいと考えている人なら、オリジナル曲をバンドのメンバーに伝えたり、自作曲のギター・スコアをネットで配布したり…と、譜面制作のスキルは遅かれ早かれ必要になってくる。今回はそんな向上心のあるギタリストのため、PreSonusから発表された譜面制作用ソフト“Notion 5”を使用し、オリジナル譜面の制作方法を分かりやすく解説したい。
譜面制作ソフトは様々なメーカーから発売されているが、“Notion 5”の大きな特徴は「譜面作成ソフトでありながらMIDIシーケンサー機能も充実している」という点。つまり打ち込んだ音を、生っぽいリアルな音質で聴きながら曲作りすることが可能なのだ。他の譜面制作ソフトにもこの機能は備えているものはあるが、多くは簡易的なプレイバック機能しかない。それを考えれば、“Notion 5”が新しいコンセプトで設計されていることが理解してもらえるだろう。また例えば、ゆったりしたギターのストロークを打ち込む場合、一般的なシーケンサー・ソフトなら弦をピッキングするタイミングを手入力で少しづつズラすといった工夫の必要があるが、“Notion 5”では自動的にリアルに聴こえるよう時間差を付けてくれる。“Notion 5”が「完成度の高い楽曲制作」を重視している1つの例だ。
また、Notion 5日本語版ページでは、Notionだけで作成した音源の試聴も可能だ。保存/印刷および関連する機能は使用できないが、時間無制限でNotion 5日本語版を体験できるデモ版も用意されているので、Notion 5の日本語版ページを是非チェックして欲しい。
参照:PreSonus | Notion日本語版 | 楽譜作成&作曲ソフトウェア – Powered by MI7
Notion 5 日本語版 by PreSonus
こんな人にオススメ、“Notion 5”
・バンドのメンバーに手渡す
オリジナル曲の楽譜を作りたい!
・インターネットで配布するために
自作曲のスコアを制作したい!
・パートの多い曲を作曲する際、
逐一音を鳴らしながら作り込みたい!
……etc.
システム必要環境
〈Macintosh〉
●Mac OS X 10.7以降(32/64bit)
●Intel Core Solo 1.8GHzプロセッサー(Intel Core 2 Duo 2GHz以上を推奨)
●2GB以上のRAM(4GB以上推奨)
●8GB以上のハード・ディスク空き容量
〈Windows〉
●Windows 7または8(32/64bit)
●Intel PentiumⅣ2GHz(Intel Core 2 Duo 2GHz以上を推奨)
●2GB以上のRAM(4GB以上推奨)
●8GB以上のハード・ディスク空き容量