NOW IS WHAT MATTERS NOW/GAMEFACE

若手バンドにファンが多い、隠れた名バンドとして名高いカリフォルニア出身のゲームフェイス。’90年に結成し、’03年に幕を閉じた彼等がこのたび再結成し、11年ぶりに新作を発表した。西海岸パンクの文脈 […]

HELIOS/THE FRAY

制作陣をがらりと変え、自らの音楽に新機軸をもたらす。かつてのU2がそうだったように、ザ・フレイも2年ぶりとなる4作目で果敢な音楽的チャレンジをした。前作が骨太なブレンダン・オブライエンのプロデュースだったにもかかわらず、 […]

FAKE IDOLS/FAKE IDOLS

レインタイムやスローモーション・アポカリプスといった、互いに音楽性の全く異なるメタル・バンドで活動していた元メンバー達が結成したイタリアの5人組ロッカーによるデビュー作。小気味好いリズムとキャッチーなリフ、時に強烈にシン […]

RENATUS/DYNAZTY

スウェーデン産メロディアス・ハード・ロッカーの4th。ボトムの効いたタフなロック感と煌びやかな美麗メロディーを溌剌とした躍動感でパッケージした高次元のサウンドは、驚きの飛躍を遂げた前作をさらに凌駕する驚きの洗練を見せてい […]

EMPYREAN REALMS/ARMORY

米マサチューセッツ州タウンゼント出身のツイン・ギター+鍵盤を擁する6人組正統派パワー・メタラーの2nd。’07年のデビュー作ではハロウィンやエドガイにも通じる米産バンドらしからぬヨーロピアンなスタイルの貴重さ […]

Campanula/Albion

ガールズ・メタル・バンドの中でも一際メロスピ色を打ち出したサウンドで注目を集めているアルビオンの1stフル。本作の完成を間近にしてドラムの莉乃が脱退しており、現在は百合(vo)、華子(g)、祥(b)、沙季(key)の4人 […]

LIVE AT THE GUILDHALL/THE UNION

ルーク・モーリー(g)&ピーター・ショルダー(vo, g)を擁する真性ブルース・ロッカーのDVD。昨年サンダーの前座として来日した際はピーターが風邪にかかったせいもあって本領発揮といかなかったが、’13年6月 […]

BETTER DAYS COMIN’/WINGER

前作『KARMA』(’09年)は、曲良し、歌良し、ギター良しの三拍子揃ったロック度の高い意欲作だった。約5年ぶり通算6枚目のフルとなる本作は、前作と比べると疾走感が減少しているため若干地味な印象を受けるものの […]

THE TEMPERANCE MOVEMENT/THE TEMPERANCE MOVEMENT

今時のバンドとは思えない(もちろん良い意味で)、オーセンティックでクラシックなR&Bベースの骨太R&Rを聴かせる大型新人が英国から登場した。新人と言ってもメンバーはそれぞれルースター、レイ・デイヴィス […]

PARIAH’S CHILD/SONATA ARCTICA

結成15周年という節目に届けられた今作は、以前のバンド・ロゴに戻しシンボルの狼を復活させているように、近作よりもパワー・メタル色が戻り、あの頃のソナタを想起させている…ものの、原点回帰と断言するにはその色に乏しくファンを […]

THE FATEFUL DARK/SAVAGE MESSIAH

英ロンドン出身の4人組による3rdフルにして日本デビュー盤。テスタメントにメタル・チャーチとアイアン・メイデンの要素を加え、ヴォーカルを少し青臭くしたようなスラッシュ/パワー・メタルをプレイしており、’12年 […]

A DAY IN NASHVILLE/ROBBEN FORD

前作『BRINGING IT BACK HOME』(’13年)は、「過去にやったことがない、あるいは聴いたことすらなかった」というカヴァー曲をメインに据えたブルース作品だった。その点が同じかどうかは分からない […]

GOING TO HELL/THE PRETTY RECKLESS

子役女優あがりのフロントウーマン。そして独特なパンダ目のメイクに、ランナウェイズやコートニー・ラヴを彷彿とさせる際どい衣装。色眼鏡で見られがちな要素満載のテイラー・モムセン(vo)だが、自身が率いるプリティ・レックレスは […]

VICTIM OF YOURSELF/NERVOSA

激アツ&バリカタ爆走ブラジリアン・スラッシャーのデビュー作。で、その無慈悲なまでの突撃力を前にするといちいち説明するのもはばかられるけれど、一応女性ばかりのトリオである。ゴリッゴリに硬いギター刻みとブンブン唸るベースとバ […]

Awaking to the Piano Dramatic/MY MATERIAL SEASON

“ピアノ・ドラマティック・デス・メタル”と称される個性的な音楽性を持つ、’05年から活動するバンドが約2年ぶりに放った3作目のアルバム。これまでの作品も好セールスを記録しているが、さらなる成長を刻み込んだ本作 […]

MORNING DWELL/MORNING DWELL

元々はペッター・イェルペ(vo)なる人物のソロ・プロジェクトとして始動し、ナーニア等を率いる一方でレーベル運営も行なっているクリスチャン・リレグレン(vo)の後押しでデビューすることになったスウェーデンの6人組。本作は1 […]

LOUDER THAN YOUR MOTHER/METAL CLONE X

“ももクロ”の激烈カヴァーで衝撃デビューを飾った、マーティ・フリードマン(g)率いるバンドのオリジナル・アルバム。前作同様フレディ・リム(ソニック)をメイン・ヴォーカルに据え、今作はインザーギ(メガマソ)等がゲスト参加し […]

DOWN TO THE CORE/L.R.S.

元シン・リジィのスコット・ゴーハムがギターを弾いていた21ガンズの元メンバーであるトミー・ラ・ヴェルディ(vo)、ジャーニーの再来とも言われたザ・ストームのジョシュ・ラモス(g)、カナダのヴォン・グルーヴのマイケル・ショ […]

BLIND FAITH/Kelly SIMONZ’s BLIND FAITH

近年は教則本の著者やセミナー講師等としても活躍する超絶マエストロの、このバンド名義としては約12年ぶりとなる3rd。いわゆる“イングヴェイ型”のプレイヤーながら、唯一無二の絶妙なタイム感とエモーション迸るマジック・タッチ […]