PERILS OF THE DEEP BLUE/SIRENIA

ノルウェーのゴシック・メタラーによるフルレンス第6弾。首魁モルテン・ヴェランが基本全パートをプレイし、自宅でシコシコ2年半かけて仕上げた楽曲群は、コケティッシュな現シンガー:アイリン加入以降の、荘厳さもキャッチーさも併せ […]

APNEA/SHOW YOUR FACE

ギリシャ出身の4人組デス/スラッシュ・メタル・バンドによる2ndフルにして日本デビュー盤。ソリッドに刻まれるリフとタイトで機械的なリズムから成る音楽性は、パンテラやフィア・ファクトリー、セパルトゥラといった’ […]

SCORPION CHILD/SCORPION CHILD

米テキサス州オースティンの5人組によるデビュー作。繊細さとダイナミズムを併せ持つ演奏と、構築美もしっかり打ち出されている曲構成は、レッド・ツェッペリンからの影響を全く隠そうとしていないもので、今すぐロバート・プラントの影 […]

CAN’T GET ENOUGH/THE RIDES

CS&Nなどで活躍した伝説的プレイヤーのスティーヴン・スティルス(g, vo)、ブルース・ギタリストのケニー・ウェイン・シェパード(g)、元エレクトリック・フラッグのバリー・ゴールドバーグ(key)という豪華な […]

WILD CARD/REVAMP

元アフター・フォーエヴァーで、ナイトウィッシュのヘルプも務めたフロール・ヤンセン(vo)率いる蘭産ゴシック・メタラーの2nd。前作完成後に揃ったラインナップからベースが交替し、制作時は不在だったため、録音にはストリーム・ […]

A NEW WORLD/REINXEED

スウェーデン出身のマルチ・プレイヤー:トミー・レインエクシード(vo, g, key)率いるリーダー・バンドの新作。’08年のデビュー以来毎年1作以上の量産を続け、本作で早くも6作目というハイ・ペースだ。彼ら […]

QUEENSRYCHE/QUEENSRYCHE

ジェフ・テイト(vo)を解雇したメンバー達が元クリムゾン・グローリーのトッド・ラ・トゥーレを後任に迎えて制作した“新生クイーンズライク”による初作品。いまいちパッとしないグランジ/オルタナ路線が長く続いたバンドだが、本作 […]

NEVERSTORE/NEVERSTORE

スウェディッシュ・パンクのネヴァーストアが3年ぶりの新作をリリース。長期間の休息を挟んだのが功を奏したか、バンド自身も史上最高傑作と認める快作に仕上がった。SUM 41やグッド・シャーロットに可愛がられてきた経緯からも分 […]

LEAVING ALL BEHIND/NAUTILUZ

南米ペルーから登場したヘヴィ・メタル・バンドの1stフル。2本のギターに鍵盤も加えた6人組が奏でるのは、北欧的ともいえるメロディアスなメロディック・スピード・メタル。しなやかな憂いと溢れるガッツを絶妙にミックスした音像は […]

HIMLABACKEN VOL.1/MOON SAFARI

スウェーデン発、ツイン・ギター&ツイン・キーボード編成で兼任ツイン・ヴォーカル&全員コーラス体制の6人組によるフルレンス第4作。今年初頭の“EUROPEAN ROCK FES 2013”による初来日公演もまだ記憶に新しい […]

わすれもの3/三野姫

’92年から続いている野村義男と渡辺英樹によるアコースティック・ユニットの3枚目のアルバム。結成から20年以上の集大成ということで、全曲書き下ろしの新曲を収録した本作は、ブルース調のナンバーから日本のフォーク […]

HORNS AND HALOS/MICHAEL MONROE

世界的に高い評価を得た前作から約2年半ぶりとなる新作で、バンド編成での2枚目フルとなる。脱退したジンジャーの後釜としてバックヤード・ベイビーズのスウェーデン人ギタリスト:ドレゲンが加入している。フルスロットルで飛ばすハイ […]

LMO/LINGUA MORTIS ORCHESTRA FEAT. RAGE

ジャーマン・メタル・バンドのレイジが、『LINGUA MORTIS』(’96年)から始まったオーケストラ・プロジェクトを新しいバンドとして再編。『LINGUA〜』はレイジの曲をクラシック・アレンジ/オーケスト […]

RAISE THE SUN/LIGHTNING

東京で’02年に結成された5人組による4枚目のアルバム。今回は、“日の昇らぬ暗黒の未来”から来た自分達の子孫であるインヴェイダーが、未来の地球に日を昇らせるため、真実なき現代に戦いを挑むというコンセプチュアル […]

BEDSIDE DONORS/kamomekamome

千葉県柏シティが誇る至宝、kamomekamomeによる3年ぶりの新作。気力漲る音の塊がぎゅっと10曲、聴けば聴くほどに新たな世界が見えてくる。変態的で予測不可能なリズム展開、叫びとメロディーが目まぐるしく交差する構成は […]

ALTOR : THE KING’S BLACKSMITH/KALEDON

デビュー作から続けた『LEGEND OF THE FORGOTTEN REIGN』シリーズを終え、新たなるスタートを切ったイタリア産メロパワ・バンドの7th。伊産メロパワを地でいく疾走曲に乗せて、キャッチーなキーボートと […]

CLASSICAL ELEMENT/Jupiter

ヴェルサイユの活動休止を経て、その楽器隊が新たに結成したバンドのデビュー・アルバム。ヴェルサイユとの差異はシンガーのみということで、世界観をそのまま引き継いだような、美旋律で塗り固められたドラマティック&メロディックなメ […]

IMPERMANENT RESONANCE/JAMES LABRIE

ドリーム・シアターのシンガー:ジェイムズ・ラブリエのソロ名義としては3作目、実質的に彼のソロ・プロジェクトだったマルマズラーを含めると通算5作目となる約3年ぶりの新作。前作ではピーター・ウィルドアー(dr)のデス・ヴォイ […]

KINGDOM OF CONSPIRACY/IMMOLATION

はっきり言って、イモレイションの作品を聴いて「今回はちょっと…」と感じたことって1度もないんですよ。まず基本として圧倒的にデス・メタル。テクニカルなのも当たり前。そこをベーシックに、王道ロック然とした佇まいを確立してしま […]

THE IVORY TOWER/ILLUSORY

’92年結成のギリシャのメロディック・メタル・バンドによる20年越しのデビュー作。ツイン・ギター+キーボードを擁する6人編成でヨーロピアンな劇的メタルをプレイしているが、この界隈では珍しいシンガーの直線的な声 […]