KAIROS/SEPULTURA
イゴール(dr)も脱退してからの2枚目。前作では気負いに由来するものなのか、コンセプチュアルな構成によるものなのか、窮屈な部分が時折顔を見せていたが、ここで聴くことができるのは圧倒的なセパルトゥラ感! しかもみんな大好き […]
イゴール(dr)も脱退してからの2枚目。前作では気負いに由来するものなのか、コンセプチュアルな構成によるものなのか、窮屈な部分が時折顔を見せていたが、ここで聴くことができるのは圧倒的なセパルトゥラ感! しかもみんな大好き […]
“ニッケルバックの弟分”の名でデビューを飾った4人組、通算4作目。地道なドサ回りとシングル・ヒットによって、皮肉にも日本盤がスルーされた前作『SCARS AND SOUVENIRS』(’08年)がミリオン・セ […]
新ヴォーカリスト:ベノワ・デイヴィッドを迎え、プロデューサーには『90215』(’83年)を手掛けたトレヴァー・ホーンを起用した通算20枚目。注目は「序曲」+5つのパートで構成された約24分のタイトル組曲で、 […]
3度の来日を経験し、メタルコアの代表格となった彼らの約3年振りの5作目。バンドの“カッコよさ”の源である怒涛のパワーで押す突進力や緩急をつけたブレイクダウン、フックのあるメロディーは相変わらずの高い水準を感じ取れるが、や […]
元T-SQUAREの須藤 満(b)、元カシオペアの熊谷徳明(dr)、窪田 宏(key)によるフュージョン・バンド:トリックスに、若手実力派ギタリストの菰口雄矢が加入。新生トリックスの第1弾となったこの作品では、爽やかで快 […]
L.A.出身の4人組による2ndアルバム。ジミ・ヘンドリックスをフィーチュアしたMC5がレッド・ツェッペリンのコスプレをしてザ・フーの曲をやっているような、ブルース基盤のロックをプレイする。乾いたギター・サウンドと粘りの […]
イタリアン・ファンタジック・メタルの雄の8thは、’04年発表の5thから続くダーク・シークレット・サーガの最終章となる節目の1枚。壮大な歌劇的シンフォニック・メタルのスタンスは前作までと一切変わらぬが、近年 […]
結成30周年を迎える彼らの新作。ジェフ・テイト(vo)曰く、『EMPIRE』(’90年)の未来形とのことだが、音楽的にはロックを軸としつつもフォーマットを限定せず、ポップでありながらジャンル上の拡散傾向を示す […]
ウクライナ出身、同国の著名なプロデューサーであるマックス“モートン”パシチニク(vo)を中心とするバンドのデビュー作。一言で表すなら欧州型のメロディック・パワー・メタルであり、言うなりゃキャメロットからプログレ要素を除い […]
“FINLAND FEST 2011”で初来日を果たした“エピック・ヒーゼン”メタラーの第6作。10分超の大曲をSEで繋いだ、とてつもなくダークなコンセプト・アルバムで、その絶望的な物語は、邦題『我、死者の国を影のごとく […]
フィンランド産ヘヴィ・メタル・バンドのデビュー・アルバム。その筋では超有名(?)なガンマ・レイのトリビュート・バンド:ガーディアンズ・オブ・マンカインドのメンバーを擁していることもあって、まるで“ガンマ・レイ+エドガイ” […]
フィンランドの6人組による3枚目のアルバム。かの国特有の叙情旋律を配したメランコリックかつダークなハード・ロックがこれまでの持ち味だったが、楽曲はポップな色合いを際立たせる方向性へとシフト。あたかも別のバンドの音源かと錯 […]
高い演奏力を誇る豪州産のベテラン、3年振り通算6枚目となる新作。曲作りの面では明らかに新境地を開拓した。ある意味、これまでのリヴィング・エンドの取り柄とも言えた生硬さや青さがぐっと減り、代わりに成熟したメロディーを提供し […]
どうせまたすぐにウェス・ボーランド(g)が脱退するはず…とか甘く見ていた人も多いのではないか。自分もその1人だったが、思わぬ力作に仕上がっていて驚いた。路線的にはマイク・スミス(g)時代の『RESULTS MAY VAR […]
約10年前からスタートし、メンバーやバンド名を変えながら下準備を続けていたジョージ・リンチ(g)のプロジェクトが’08年に発表した1stアルバムが、ようやく日本盤としてリリースされた。ニッキー・シックスのブラ […]
’07年からTNTに在籍する元シャイのトニー・ミルズ(vo)を迎えて本格始動した、イギリスの5人組による2ndアルバム。前作はメロディアスなハード・ロックの手本のような仕上がりでファンを驚喜させたが、やはり今 […]
前作『NO TIME TO BLEED』(’09年)で、ここ日本での人気も確立した感のある彼らの3rdフル。前作ではシャープに攻撃する様が印象的だったが、本作では重心を落として、(ハードコア的な意味で)よりフ […]
ドイツ産メタラーによる、スタジオ・フルレンス第4作。前作からドラマーがチェンジしているが、無骨な味わいの“漢”パワー・メタル路線に変わりはなく、ミックス/マスタリングを手掛けたのが引き続きトミー・ハンセンというのにも注目 […]
フランス産プログレッシヴ・メタラーのこの1stフルは、実に13年もの期間を制作に費やしたというSF仕立てのコンセプト大作。サイバーなアトモスフィアに包まれたそのテクニカルなサウンドは、シンフォニック/プログレッシヴ/デス […]
活動停止の期間を挟み、およそ4年半振りとなる通算7作目。ブランドン・ボイド(vo)が「今までで最も豊潤でゆったりとした作品」と語るように、成熟した空気が全編に漂う。’90年代半ば、KORNの舎弟的な扱いでデビ […]