BENEATH/AMORAL
両者のファンならずとも衝撃が走った“アイドル・メタル・シンガー”アリ・コイヴネンとテック・デスラッシャーズの邂逅。前作がその賛否両論を吹き飛ばす勢いに溢れた作品だっただけに、次作が気になっていた方も多いのではないだろうか […]
両者のファンならずとも衝撃が走った“アイドル・メタル・シンガー”アリ・コイヴネンとテック・デスラッシャーズの邂逅。前作がその賛否両論を吹き飛ばす勢いに溢れた作品だっただけに、次作が気になっていた方も多いのではないだろうか […]
スクリーモ・シーンの前線を走り続けてきたアレサナが、今やパンク・コンツェルンと化した“エピタフ”と契約。通算4作目となる新作をリリースした。叫び(スクリーム)パートとクリーン(通常の歌)パートが交錯する独特のスタイルはも […]
今や何の説明も必要ないであろう、アゲ嬢ルックでお馴染みの女性5人組による2ndアルバム。前作同様に、ガルネリウスやアニメタルなどを手掛けてきた久武頼正氏がプロデュースを担当しており、相応にソツのない作りは予想していた通り […]
ANGRAのシンガー:エドゥ・ファラスキのリーダー・バンドによる約3年ぶりの3rd。ANGRAでの盟友フェリッペ・アンドレオーリ(b)らと共にバンド体制を構築した前作と変わらぬ布陣で制作されているが、楽曲スタイルは大きく […]
2ndなのに出来が良いので『Ⅱ』を飛ばして『Ⅲ』ということらしい。ライヴ盤を含めたトータルで13枚目を『Ⅲ』としたヴァン・ヘイレンは「12以上数えられないから」とトボけたが、どちらもタイトルにこだわりなし、要は中身…とい […]
スウェーデンを代表するメタル・プロデューサーの1人、ピーター・テクレンによるソロ・プロジェクト。気付けば活動歴15年、7枚目となるフル・アルバム。ジ・アビスはもちろん彼の在籍する最も有名な“バンド”であるヒポクリシーでさ […]
クリスチャン・ハード・ロック・バンド、ストライパーのヴォーカリスト、マイケル・スウィートが、アメリカ・ロードアイランド州で行われたアコースティック・ライヴの模様を観ることができる。楽曲は「Passion」(2005年『R […]
英シェフィールド出身の正統派メタル・バンドの2nd。’99年結成のDEADLINEが’05年に改名して現在に至るということで、この名義では2作目ながら既に結成から12年を数える中堅どころ。シンガー […]
イタリアのエピック・パワー・メタル・バンド:ザイ・マジェスティの現ヴォーカルが並行して籍を置いているもう1つのバンドによるデビュー作。ザイ・マジェスティよりもっと素直でストレートなメロパワを聴かせており、ハイ・トーンを駆 […]
米マイアミ出身のヤング・モダン・メタラーの2nd。3年前に“メンバー全員が10代のバンド”としてデビュー以来、“LOUD PARK”やトリヴィアムに帯同しての来日を含む多くのツアーを経験し、少年4人はグッとタイトに成長。 […]
現ナイトウィッシュのアネット・オルゾン(vo)がかつて在籍し、その脱退を機に活動を休止していたスウェーデン産メロディアス・ハード・ロッカーが新シンガーを迎えて復活。新任のアラベラ・ヴィタンクも張りと伸びを備えた実力者で、 […]
現在“デスコア”と呼称されるジャンルの雛形を黎明期に築いたパイオニアにして、オールド・スタイルのデス・メタルとを繋ぐミッシング・リンクとなり得る数少ない存在の1つ。メンバー・チェンジも何のその、叙情性や技巧派ぶりを印象づ […]
スコットランド出身、身なりから歌詞、音楽性すべに於いて徹底した海賊っぷりを披露する“パイレーツ・メタラー”の3rd。これまでの良い意味でのおちゃらけムードを保ちつつ、同時にシリアス感とドラマ性も共存させ始めてきたが、特に […]
DIR EN GREYの近作に関して個人的な解釈を言うと、前々作『THE MARROW OF A BONE』(’07年)は’90年代的なモダン・ヘヴィネス。そして前作『UROBOROS』(R […]
デフ・レパードのフィル・コリン(g, vo)がガール時代の旧友ジェリー・ラフィー(b)、セックス・ピストルズのポール・クック(dr)と共に結成したサイド・プロジェクト・バンドが、この2ndアルバムで日本デビューを飾った。 […]
ステファノ・リオネッティなる、イタリアはジェノヴァを活動拠点とするギタリストを中心としたプロジェクトのデビュー・アルバム。全く無名の新人と言ってもいい存在ゆえに、本作の高い完成度には驚かされた。音楽的には透明感のある美旋 […]
スウェーデン産メランコリック/ダーク・メタルの8thフル。『ICON』(’93年)前後のパラダイス・ロストを思わせる(声質もニック・ホームズに似てた)初期の音楽性を徐々に進化させ、常にクオリティの高い作品を送 […]
’10年6月にリリースされたメジャー第1弾作品の『欠片』が大きな話題を呼んだV-ROCK系バンドが早くも第2弾アルバムを発表した。彼らの魅力は強烈なフックのあるヴォーカル・メロディーと演奏力の高さにあるが、今 […]
“和風”ではない、地に足の着いた“土着”のヘヴィ・ロックを鳴らすトリオの、’90年のデビュー作から数えて16枚目のスタジオ盤。“21世紀のロック”を目指した和嶋慎治(vo, g)は、自分達の音楽の踏襲と解体 […]
誰もが知る曲なら果たしてあのセンスでどう料理するのか、それはパット・メセニーを愛する人、共通の思い、そして興味だったはず。それを実現したのがこのソロ作品だ。曰く「僕が幼少時代や10代の頃、チャート・トップ40に入っていた […]