BURN TO GROW／ジョシュ・スミス：燃え盛る炎の如きソロを収めた彩り豊かなブルース作

12月初旬には３度目の来日を果たし、トラヴィス・カールトン（b）＆ゲイリー・ノヴァック（dr）とのトリオ・ライヴを行なった（はずの）米国のブルース・ギタリスト：ジョシュ・スミス（g, vo）。その来日を記念して、’18年９月に本国でリリース済みの最新ソロ・アルバムとなる本作が、日本でも日された。カラカラに乾いたトレブリーなギター・サウンドと渋めのヴォーカルを武器に、ロック、ソウル、ジャズの要素を柔軟にミックスした彩り豊かなブルースが楽しめる。アルバムの冒頭と最後にかなり重厚な楽曲が据えられているのが特徴で、表題曲にあたる後者でのギター・ソロはまさに燃え盛る炎の如し。