PURPLE HOUSE/ROBBEN FORD よりパワフルな音像と多彩さを見せるブルース作品

PURPLE HOUSE/ROBBEN FORD よりパワフルな音像と多彩さを見せるブルース作品
アーティスト名ROBBEN FORD
ロベン・フォード
アルバム名 PURPLE HOUSE
パープル・ハウス

CD | キングレコード | 2018年10月24日発売

Amazonでチェック

『INTO THE SUN』(’15年)以来のソロ作。前作が直球でブルースをやったアルバムとすれば、本作のロベンのギターもまた同様、ではあるのだが、音像がよりパワフルで腰が据わった様子。ジン・チでの作品発表を挟んだ影響だったりもするのだろうか(あれほどヘヴィではないが)。もっとも「Tangle With Ya」ではジャジーなソロを聴かせたり、カントリー・ポップ寄りな楽曲もあったりと、プレイ/曲の両面で多彩で飽きが来ない構成になっているところがさすがのロベン。ミシシッピのブルース・バンドBISHOP GUNNのシンガーを迎えた「Somebody’s Fool」では彼なりのヘンドリックス愛が炸裂するようだ。