LAST OF OUR KIND/THE DARKNESS

LAST OF OUR KIND/THE DARKNESS

英国のハードでポップな4人組の復活第2弾にして通算4作目。ドラマーが交替し、E・グラハムの後任に迎えられたE・D・デイヴィーズは何と初の女性メンバー! だがそれが音楽的方向性に影響を与えることはなく、むしろ本作の全体像はこれまでになく硬派に仕上がったと言えるかも。何より──先行公開された「Barbarian」に顕著なように──ヘヴィでソリッドなギター・プレイを前面に出した楽曲が目立ち、能天気なイケイケ・チューンは最低限に…。とはいえ、あの特異なファルセットが誘うキャッチーな音世界は健在で、お馴染みのクイーン風味も有効に機能し、絶妙なアレンジのアコ使いもお見事!
(奥村裕司)