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NAMM2017レポート

NAMM2017 1日目:ギター(パート1)

掲載ブランド:シャーベル、ディーン・ギターズ、ESP、EVH、フェンダー

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Charvel シャーベル

シャーベルには、ガスリー・ゴーヴァンのシグネチュア・モデル“Guthrie Govan Signature HSH”の新仕様が登場。すべての材が加熱処理(キャラメライズド)されたモデルなど2種類がラインナップされている。ゴジラのジョー・デュプランティエのシグネチュア・モデルには、より手頃な価格帯の“Joe Duplantier Signature Pro-Mod San Dimas Style”が発表された。フィニッシュはサテン・ホワイト。

公式ウェブ:Charvel

Dean Guitars ディーン・ギターズ

今年も様々な新製品が発表されたディーン・ギターズは、ブランド創立40周年を記念して、伝統ある“Cadillac”や“ML”といったシェイプにキルト・メイプル・トップやマルチ・バインディング、見る角度によって色が変化するフィニッシュなどの特別仕様を施した各限定40本生産のモデルを発表した。

また、鮮烈なグラフィックやシェイプが目を惹くアーティスト・モデルもディーンならでは。デイヴ・ムステイン・モデルは”Vic”やカナダのユニブロー社とコラボしたビール”A Tout Le Monde”にちなんだギターなどが展示。ダイムバッグ・ダレル関連も、昨年リリース20周年を迎えたパンテラの『THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL』のアートワークを全面に活かしたモデルなどが展開されていた。

公式ウェブ:Dean Guitars

ESP ESP

ESPファミリーに新たに加わったのが、KORNのブライアン“ヘッド”ウェルチやマストドンのビル・ケリハー、ランシドのラーズ・フレデリクセンなどだ。彼らの個性豊かなシグネチュアほか、メタリカのカーク・ハメットの新種やヴォルビートのロブ・カッジアーノ、スレイヤー&エクソダスのゲイリー・ホルト、クイーンズライクのマイケル・ウィルトンのモデルなどがアップデートされている。

その他、8弦の”HRF”やリヴィング・カラーのヴァーノン・レイドが’80年代に使用していたカスタム・モデルのマルチ・レイヤー・フィニッシュを元にした“Cult ’86”、毎年絢爛豪華なワン・オフ・モデルの数々で人々を驚かせている”Exhibition Limited”の2017年度版などをご覧いただこう。

公式ウェブ:ESP

EVH EVH

エドワード・ヴァン・ヘイレンが自ら開発に情熱を注ぐEVHブランドのブースでは、3月〜6月にかけてリリース予定のモデルが展示されていた。“Wolfgang USA”シリーズでは赤いキル・スイッチが付いたアイヴォリー及びブラック・フィニッシュのモデルをフィーチュア。“Striped Series”にはオリジナルの“5150”ギターを元に製作されたモデルが登場している。そしてフラット・トップの“Wolfgang Special”には、ブラック&イエローのストライプ柄モデルが仲間入り。

公式ウェブ:EVH

Fender フェンダー

フェンダー今年の一押しは何と言っても、先頃発表されたばかりの“American Professional”だろう。“American Standard”の後継となるこのシリーズは、ストラトキャスター、テレキャスター、“Jazzmaster”、“Jaguar”の4機種がピックアップ配列やカラーなどの豊富なヴァリーエションを伴って展開され、ブース内でも大々的にフィーチュアされていた。

カスタム・ショップのセクションでは現役マスター・ビルダーによる“Masterbuild Prestige”シリーズが展開されていたが、今年は30周年を迎えたことでさらに趣向を凝らした試みが行なわれた。これまでエリック・クラプトンやキース・リチャーズといったトップ・ギタリスト達のギターを手がけ、カスタム・ショップの歴史を築いてきた元マスター・ビルダー達にフェンダーが声をかけて、「自分が今フェンダーのマスター・ビルダーを務めていたらこんなモデルを作るだろう」という発想の元にデザインの考案を依頼。それを現役のマスター・ビルダー達が形にした珠玉のコラボレート作品8本が、“Founders Design”シリーズとして紹介されていた。そして、ダイアモンドやルビーがふんだんにあしらわれたユーリ・シスコフの手による超高額モデルがライトに照らされながら回転し、優雅な煌めきで来場者を感嘆させていたことも特筆だ。

また、マレーシアン・ブラックウッドやパイン材(松)などといった変わった材を従来のシリーズに用いた“Exotic”シリーズなどにも大きな注目が集まっていた。