Judge the JOKER/AREA51
石野洋一郎(g)とKate Cain(vo)によるネオ・クラシカル・メタル・バンドの約4年半ぶりとなる4th。Kateのハイ・ピッチでも力強く妖艶に伸びる歌声は魅力的であり、石野の卓越したギター・テクニックと1音1音の粒 […]
石野洋一郎(g)とKate Cain(vo)によるネオ・クラシカル・メタル・バンドの約4年半ぶりとなる4th。Kateのハイ・ピッチでも力強く妖艶に伸びる歌声は魅力的であり、石野の卓越したギター・テクニックと1音1音の粒 […]
スウェーデン産の激烈なるファンタジーの語り部が放つ6作目。ヨナス・キェルグレン(g)脱退によりペル・ニルソンのギター1本の編成で再出発、という微妙なタイミングの作品だが、およそ10年かけて確定した独自のドラマティック美学 […]
E・クラプトン、P・サイモン、デオダードetc.、世界の巨匠達の歴史的名盤に無数に名を連ねるN.Y.最高峰のセッション・ギタリスト。7年ぶりの新作は、’70年代クロスオーヴァー回帰とも言えるファンク・フュージ […]
日本に“スクリーモ”というジャンルを知らしめた鮮烈なデビュー作から早12年。その後、2度の活動停止を挟みながら、2年前のデビュー作発表10周年ツアーをきっかけとして本格的に活動を再開。低空飛行の間も日本のファンとは密接な […]
ニュージーランド産4人組の6作目。近年の彼らが打ち出してきていたストーナー・ロック風ナンバーが軸で、この方向性に合わせてだろうが、B・サバス並みにギター・リフの輪郭が明瞭に、ヘヴィになっている。そうしたスローなナンバーに […]
THE BRONX、筋肉少女帯、THE SLUT BANKS、LANCE OF THRILL等々で活躍してきた、’15年にはデビューから30周年を迎えるギタリストが放つ、約3年ぶりとなる9枚目のソロ・アルバム […]
結成から22年間進化し続けてきたバンドだけが到達できる至高の完成度。増崎孝司のギターとサックスとのユニゾンやハモりをメインに、トリオによる絡みが彼らの持ち味であるが、その融合度はまるで1つの楽器のよう。ソロの場面で分離す […]
ドイツ産ヤング・メタラーによる4th。’08年のデビュー時にはティーンエイジャーだった5人は、今や20代へと成長。元々若さを爆発させる一方で年齢に似合わぬ円熟味も発し続けていたが、本作から漂う風格はもはやベテ […]
L.A.在住プログレ・マニア:デーモン・フォックス(key, vo, g)の好き放題やりたい放題がクラシック・ロック好きを熱くさせるヴァーチャル古典ロック創作集団が、活動休止を挟んで6年ぶりに放つ4作目。フォックス同様オ […]
遡ること15年前、シーンに彗星の如く現れたソナタ・アークティカ。そのデビュー作を現行メンバーがリレコーディングした記念盤だ。1st作が当時与えたインパクトは計り知れず、同作でメタルに入ったファンも多いだろうが、現在の彼ら […]
ブラック・メタルのエンスレイヴドやドゥーム・メタルのSAHGのメンバーが在籍し、初期はゴス系のオルタナ・メタルをやっていたが、’10年の3作目より’70年代中期〜後期風のハード・ロックに音楽性が変 […]
モトリー・クルーのニッキー・シックス(b)率いるプロジェクトが、約3年半ぶりの新作(3rd)をリリース。憂いも甘さも包括したスケールの大きいメロディアスなロック・チューンは普遍的魅力があり、コーラスもたっぷりな上、ヴァラ […]
キメやリフからトリッキーな光速ソロまでが怒濤のように…の予測は良い意味で100%裏切られた。アコースティックなハーモニー、シンガー以上の表現力で軽やかに歌い上げるメロディー、そしてスリリングかつ音楽的に見事にまとめられた […]
カナダ出身の若きメロディック・デス・リヴァイヴァリスト達。本作が2作目だが、曲展開のドラマティック要素増量によるスピード感の演出、悲壮なメロディーの“タメ”感ともに着実に急成長しており、育ち盛りを痛感する。スピードに応じ […]
’13年に結成され、ネット上での楽曲発表直後から話題を呼んだドイツ産NWOTHMバンドの1stフル。ライオットなどに通じるツイン・ギター、ハロウィン出現前のジャーマン・メタル的なダミ声高音ヴォーカル、そして“ […]
’80年代バンド・ブームの中でデビューし、活動凍結を経て’06年に復活した筋少の16作目。メタル、プログレ、ファンク、パンク、歌謡等々…あらゆる要素を飲み込む鬼才ぶりを発揮しながら、けれどシリアス […]
五味孝氏(g/T-BOLAN)と恩賀周平(b)によるインストゥルメンタル・ユニットによる3作目のアルバム。タイプの異なる楽曲を7曲収録した本作だが、それぞれで多彩な表情を見せるギター・ワークが聴き所となっており、快活でポ […]
様々なアーティストのサポートなどでも活躍しているギタリストの平井武士が、約4年ぶりに2作目のソロ・アルバムを発表した。ハード・ロック/フュージョン・スタイルのオール・インストゥルメンタルとなっている本作は、ヴォーカルの代 […]
シンガーとドラマーが交替しての新生第1弾アルバム。近年、ライヴにおけるジョイントはあった森川之雄(vo)だが、アルバム参加は’92年以来であり、今回の復帰は実に感慨深い。屈指のストロング・ヴォイスを轟かせつつ […]
「彼らは圧倒的な達人トリオだ。一緒に仕事ができたなんて夢が叶ったとしか言い様がない」と喜ぶそのトリオとはジ・アリストクラッツ。ニックの3rdではマルコ・ミンネマン(dr)、ブライアン・ベラー(b)がリズム隊を務め、ガスリ […]