BROKEN HEART SYNDROME/ALEX BEYRODT’S VOODOO CIRCLE

しばらく音沙汰のないサイレント・フォースに代わり、ソロ・プロジェクトとして始動したこのレトロ志向ユニットが、アレックスのメイン・バンドとなるのだろうか? 実際、約2年半ぶりの本作2ndは、彼が標榜する“古き良きHR”によ […]

SET THE WORLD ON FIRE/BLACK VEIL BRIDES

初期W.A.S.P.やモトリー・クルーにV系を足したようなルックスのL.A.産メタル・バンドの2作目。メジャー・デビュー時のA7Xをよりコマーシャルにした感じの、ハードコア/パンクのストリート感を放つメロディック・スピー […]

BETWEEN THE DEVIL & THE DEEP BLUE SEA/BLACK STONE CHERRY

米国南部ケンタッキー州の、新世代サザン・ハードの旗手による3作目。BLSばりに無骨なリフは無論、ワウ・ペダルを駆使したザック・ワイルドばりに粘り気のあるプレイも聴きものだが、ベーシックな部分の表現力も大幅に上昇しており、 […]

THE MACHINATIONS OF DEMENTIA/BLOTTED SCIENCE

前衛スラッシュ集団:ウォッチタワーへの参加、近年ではマーティ・フリードマンのツアー・メンバーとしての活動で名を馳せた、変態ギタリスト:ロン・ジャーゾンベクが率いる超絶技巧インスト・トリオの1st。’07年に米 […]

LIVE FOR TODAY, HOPE FOR TOMORROW/CONCERTO MOON

コンチェルト・ムーンにとって久々のライヴCDは、井上貴史(vo)脱退前の最後のステージ(昨年9月/渋谷BOXX)を収めたメモリアル作となった。ギターとヴォーカルがデカく、全体的には正直言って「凄く良い音」ではないのだが、 […]

SOUNDS OF A PLAYGROUND FADING/IN FLAMES

かつて楽曲制作の核を担っていたイェスパー・ストロムブラード(g)が脱退、それが凶と出るか吉と出るか。恐らく北欧界隈で最も注目を浴びている新作の1枚だろうが、結論を言えば…ここ数作の彼らの変化の幅を考えれば、強烈に変わった […]

SON TALK/NATIVE SON

マイケル・ジャクソンやエリック・クラプトンなどの数多くの大物の作品に参加してきた名ドラマーのジョン・ロビンソンが、有名セッション・ギタリストのマイケル・トンプソン、更にボビー・ワトソン(b)、モー・プレジャー(key)の […]

LIGHT OF A NEW DAY/MYLAND

マルチ・ミュージシャン:パオロ・モルビニ(dr)を中心とするイタリアのメロディアス・ハード・ロッカーの3rd。前作から3年の間にパオロを除く全メンバーが入れ替わってしまうも、その煌びやかなAORハード魂は全く揺るがず。シ […]

MANTRA HIROSHIMA/OMAR RODRIGUEZ LOPEZ

回遊魚のように止まることなく音楽を吐き出さずにいられない男、それがオマー・ロドリゲス・ロペス。ご存じマーズ・ヴォルタのギタリストであり、同時に非常に多作なソロ活動でも知られる。本作は昨年発表されたもので、実にソロ通算19 […]

SOMEWHERE IN CALIFORNIA/NIGHT RANGER

’07年『HOLE IN THE SUN』発表後にジェフ・ワトソンが脱退。同年6月の来日公演は代役(レブ・ビーチ)を立てていたが、翌年行なわれた同公演ではジョエル・ホークストラが正式参加。ジェフの独特なピッキ […]

MURDER THE MOUNTAIN/RED FANG

米オレゴン州ポートランド出身の4人組による2ndアルバムにして日本デビュー盤。ハイ・オン・ファイアやザ・スウォードに通じる骨太・豪快にしてオーガニックなヘヴィ・ロックをプレイする。ドゥーム/ストーナーのへヴィ・グルーヴを […]

SWEDISH HITZ GOES METAL/REINXEED

ABBA、ロクセット、そしてエース・オブ・ベースという母国スウェーデンを代表する世界的スーパースターの名曲群をメロディック・メタル風味にアレンジして収録した、新作『1912』と同時リリースとなるカヴァー・アルバム。トミー […]

NO SACRIFICE/SONIC ALTAR

ニュージーランドのオークランドで’06年に結成された、ツイン・ギター編成の5人組によるデビュー・アルバム。ブラック・サバスなどを手掛けてきたマイク・エクセターをプロデューサーに迎えた意欲作だ。黎明期にはアイア […]

BACK ON TRACK/SHAKRA

スイスのヴェテラン骨太系ハード・ロッカーの8th。前作からシンガーが交替しているが、100人に及ぶ候補者の中から選ばれたというスイス人ながらインド生まれという特色を持つ3代目シンガーも説得力溢れるエモーショナルな歌声でバ […]

ICONOCLAST/SYMPHONY X

前作『PARADISE LOST』(’07年)からちょうど4年ぶり──米産プログレ・メタラーによる通算8枚目。“機械文明に支配され、破滅に向かう人類”といったテーマを下敷きに、今回もM・ロメオ(g)がコンセプ […]

TONY MACALPINE/TONY MACALPINE

近年、バンド・プロジェクト(CAB、リング・オヴ・ファイア、SEVEN THE HARDWAYなど)を活動の柱に据えていたトニーの新作は、『CHROMATICITY』以来10年ぶり。「ヘヴィなサウンド、8弦を使って低調波 […]

THOUSAND MEN STRONG/TOKYO BLADE

NWOBHM末期にデビューを飾り、日本でも人気を博したツイン・ギターの5人組が何度目かの復活! 全盛期の楽器隊が再結集し、新たに現(?)ドメインの独人シンガーを迎えての今作は、’98年の『PUMPHOUSE』 […]