プロもほしがるギターの楽典(CD付)

実践で役立つ楽典と楽譜の知識を網羅! 入門的な知識からプロの現場でも通用する実践的なノウハウをできるだけ詳しく説明します。

2013年06月24日 発売

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「楽典」とは「Musical Grammar」の訳で「音楽の文法」というような意味です。この本では、楽典の中心的な内容である楽譜の読み書きについて、誰でも知っておかないといけない入門的な知識から、プロの現場でも通用する実践的なノウハウまでを、できるだけわかりやすく説明しています。

ギターを演奏したり、曲を作ったりする上で、楽譜、特に五線譜の知識は不可欠なものです。しかし、現実にはうろ覚えの断片的な知識に頼っている人がほとんどです。そういった状態では、楽譜に書かれた情報を十分に読み取ることが難しい上に、自分できちんとした楽譜を書くのは、さらに困難です。

本書では、一般的な楽譜の読み書きに必要な知識に加えて、カポの使用や半音下げチューニングなども含めたギター特有の楽譜に関する知識と、実際の演奏の現場でしばしば必要になる「移調」の仕方、バンド・アレンジに不可欠な他のパートの楽譜についても触れています。また、本書の内容は付属のCDを聴くことで、自分の耳で確かめることができます。この本とCDで、実践的な楽典の知識を自分のものにしてください。

CONTENTS 掲載内容

【PART 1 音の高さの表し方】
五線譜と音部記号
拍子の意味と種類
小節の区切り
音名を覚えよう
「ドレミ…」の音の場所を覚えよう
オクターブ記号
臨時記号のついた音を弾いてみよう
五線譜を書いてみよう
PRACTICE-1

【PART 2 音符と休符のリズム】
基本音符の種類と長さ
リズムは声に出して読もう
休符の種類と読み方
付点のつく音符と休符
付点が2個つく音符もある
連符の種類と読み方
シャッフルとハーフ・タイム・シャッフル
シンコペーションのリズムを弾こう
ポリ・リズムに慣れておこう
変拍子と拍子の変化
いろいろな音符と九るの楽譜を書こう
PRACTICE-2

【PART 3 いろいろな記号の意味と読み方】
ギターの奏法記号
音の長さに関する記号
強弱に関する記号
速度に関する記号
省略記号
反復記号
曲の構成を表す記号
記号の使い方の注意点
PRACTICE-3

【PART 4 いろいろなキーで弾いてみよう】
キーは調号を見れば分かる
「移動ド読み」ですべてのキーが弾ける
すべてのキーを移動ドで読もう!
ブルースの楽譜はちょっと特殊?
転調する楽譜の読み方
キーの判別と調号の書き方
PRACTICE-4

【PART 5 コード譜を弾いてみよう】
音程と度数について知っておこう
コードの構造と主な種類
コード・ネームの読み方
コード譜を読んでみよう
アルペジオの楽譜
音符が書かれていない楽譜もある
複音のフレーズを弾いてみよう
コード・ネームの書き方
PRACTICE-5

【PART 6 ギターは移調が得意?】
移調にチャレンジ!
カポを使うのも移調のうちだ
変則チューニングと移調の関係
楽譜を移調して書いてみよう
PRACTICE-6

【PART 7 ギター以外の楽譜のことも知っておこう】
スコアとパート譜
メロディー譜
一線譜
キーボードの楽譜
ベースの楽譜
ドラムの楽譜
管楽器の楽譜

プロもほしがるギターの楽典(CD付)

2013年06月24日 発売
1,650 円(税込)
(1,500円/本体価格)

著者:浦田泰宏(著・演奏)

種別:楽譜(教本) 
サイズ:B5変型判 
ページ数:160
発行所:シンコーミュージック・エンタテイメント