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解説●安保 亮 Akira Ambo

デモンストレーター紹介

dEnkA
dEnkA(KNOCK OUT MONKEY)

“神戸の暴れ猿”の異名を持つ4人組ロックバンド、KNOCK OUT MONKEYのギタリスト。
ジミー・ペイジやスラッシュといった王道のクラシック・ロック系ミュージシャンに最も大きな影響を受けつつ、ありとあらゆる音楽から貪欲に表現力を吸収しており、複雑な楽曲を多彩に彩るヴァラエティに富んだギター・プレイを得意とする。
2018年9月19日に最新ミニ・アルバム『BACK TO THE MIXTURE』を発表。

次世代型真空管を搭載した未来的アンプ!

VOXと言えば、1950年代末から現在まで世界中で愛され続けている名機“AC30”があまりにも有名で、例えばザ・ビートルズやクイーンなどの音楽で聴けるクラシックなサウンドが魅力だ。しかし今回紹介する“MVX150”シリーズは、そのイメージを持ったまま音を鳴らすと面食らってしまうほどモダンなハイ・ゲイン・サウンドを創出することが可能で、なおかつVOXらしいヴィンテージ・サウンドももちろんカヴァーする。大げさな言い方をすれば、これは最先端技術を駆使することで誕生した、未来に向かう全く新しいアンプだ。

まず最も注目すべきは、コルグとノリタケ伊勢電子の共同開発により誕生した超小型の真空管、“Nutube”を回路の核としていることだ。この“Nutube”を用いた製品としては、手のひらサイズで本格的サウンドを実現した“MV50”シリーズが既にラインナップされており、同機は「チューブ・プリアンプ+ソリッドステート・パワーアンプ」の組み合わせだった(これはこれでメリットがあるのだが)。“MVX150”シリーズでは新たに、“Nutube”をソリッドステート回路と組み合わせることで生まれたパワーアンプ“NuPower”を採用。真空管とトランジスタの両方の利点を取り込むことにより、生々しい音楽的表現力と広い周波数特性を兼ね備え、また150Wという大出力を持ちながら極めて軽量かつ省電力、しかも一般的なフル・チューブ・アンプのようなメンテナンスが不要で長寿命…。まさに夢のような利点が実現しているのである。

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MVX150H(ヘッド):¥115,000(税別)
BC112-150(スピーカー・キャビネット):¥60,000(税別)

MVX150C1(コンボ):
¥150,000(税別)

“MVX150”シリーズには現在、コンボ・タイプの“MVX150C1”、ヘッド・タイプの“MVX150H”という2種類がそろえられており、さらにヘッドに最適な小型キャビネット“BC112-150”も用意されている。これらの魅力を端的にお伝えするため、今回はミクスチャー系ラウド・ロック・バンド:KNOCK OUT MONKEYのギタリストとして活躍するdEnkAに協力を試奏をお願いした。まずは映像をチェックし、その分厚く存在感のあるサウンドを実際に体感してみてほしい。

※お知らせ(2018/10/10追記) MVX150HとBC112-150の価格が間違っておりましたため、正式なものに差し替えさせていただきました。