CARGO/ロイヤル・ハント

A・アンダーセン(key)率いるデンマークの5人組による2枚組ライヴ盤で、’15年9月にアトランタで行なわれた“ProgPower USA”でのステージの模様が収められている。代表作として長らく支持されている […]

THE SILVER LINING/スカーレス

ウクライナ出身の5人組シンフォニック・メタル・バンドの2nd。結成当初はストラトヴァリウスやナイトウィッシュのカヴァーをプレイしていたという経歴が納得のスタイルを持っているが、個性はやや薄くも安定した歌唱力を持つ女性シン […]

SUNRISE TO SUNDOWN/スピリチュアル・ベガーズ

マイケル・アモット(g/アーチ・エネミー)率いるハード・ロック・バンドの9作目。’70年代の再解釈を続けるが、マウンテンや初期ブラック・サバスが基盤の初期3枚以降は時計の針を進め、今ではレインボーやホワイトス […]

ABUSE TO SUFFER/ロッテン・サウンド

活動歴20年以上を誇るフィンランド産グラインドコア・バンドのフル・アルバム7作目。’00年代中盤以降、スパインファーム、リラプス、そして今回のシーズン・オブ・ミストと激烈音楽名門レーベルを渡り歩くうち、アート […]

APOCALYPSE AGAIN/サンダーストーン

完全復活!と声を大に叫んでもいいだろう。シンガーの交替劇に併せて方向性のシフトも見せた前作は日本盤のリリースも見送られてしまっていたが、この6thではオリジナル・シンガー:パシ・ランタネンを復帰させ、当初の魅力を取り戻し […]

Renovate/NoGoD

’05年に結成された個性溢れる5人組が放つ、通算7枚目のフル・アルバム。精力的にライヴに取り組んだ、結成10周年のアニヴァーサリー・イヤーを通じての成果がそのまま反映されたのか、序盤から予想を大きく上回る勢い […]

The World’s On Fire/MAN WITH A MISSION

約2年ぶりのフル・アルバムだが、ゼブラヘッドとのスプリット曲(本作にも収録の「Out of Control」)やアニメ主題歌の「Raise your flag」など、キレのあるシングルを投入し続けていただけにタイムラグは […]

XI/メタル・チャーチ

前作から約2年半、米ベテラン・パワー・メタラーの第11作は、’88〜’94年に在籍していた人気シンガー:マイク・ハウの復帰アルバムとなった。他のメンツは’08年から変動なく、今回も首魁 […]

LEGACY/ミラス

チュニジア出身の自称“プログレ/パワー・オリエンタル・メタル”バンドの第4作。前作から約4年半ぶりで、ドラマーが交替しているが、要のメンバーは不動だし、プロデューサーにアダージョの鍵盤奏者を迎えるのもこれまで通りで、スト […]

VOICES FROM THE OCEAN/ノーオッド

イタリア出身、ツイン・ギターにキーボード、女性ソプラノ・シンガーと男性デス・ヴォイス担当を擁する7人組による2ndフル。’13年の前作『THE BLAZING LILY』よりも楽曲が複雑(ただし難解ではない) […]

LORDS OF BLACK II/ローズ・オブ・ブラック

復活レインボーのシンガーに指名され、今や注目の的のロニー・ロメロ。彼が率いるスパニッシュ・メタル・バンドの2作目が、絶妙の時期に登場だ。ロメロの声質・節回しのR・J・ディオっぽさについてはもはやリッチー公認といえようが、 […]

THE TRUTH, THE CHAOS, THE INSANITY/エンドレス

アクアリアでその実力を日本のファンに見せつけたヴィトール・ヴェイガ(vo)が、本バンドで日本デビューを果たしたのが’06年。そこから活動休止を経て約10年ぶりの復活となる3rd。エモーショナルで伸びのあるヴィ […]

YOU AND I/ジェフ・バックリィ

夭逝した天才肌のミュージシャンとして語り継がれるジェフ・バックリィ。本作は彼が遺した幻の発掘音源だ。全10曲中8曲がカヴァーで、ザ・スミス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、レッド・ツェッペリンと多岐に渡る。録音時期は& […]

SACRED BLOOD “DIVINE” LIES/マグナム

’72年に結成された英国バーミンガム出身の超ベテラン・ハード・ロック・バンドによる通算18作目。ボブ・カトレイ(vo)、トニー・クラーキン(g)のコンビに加え、今回もサンダーのハリー・ジェイムズ(dr)が参加 […]

INCARNATE/キルスウィッチ・エンゲイジ

米マサチューセッツ州のメタルコア界の覇者による7作目で、初代フロントマン:ジェシー・リーチ(vo)復帰後2枚目。スクリーマーから正統派のヴォーカリストとして覚醒しつつあるジェシーを活かすべく…か、作風がメロウというのが第 […]

STILL CAN’T THE DEAD/DOOM

再始動から1年半で遂に登場した新生DOOM第1弾。17年ぶりの新作だが、先進精神の果てにデジタルな実験音楽にまで突入していた前段階を通り越し、最高に無駄のないトリオ編成で技巧と激情をぶつけ合って最高に複雑怪奇な攻撃的音楽 […]

LUNAR PRELUDE/ディレイン

元ウィズイン・テンプテーションのマタイン・ウェスターホルト(key)率いるオランダ出身の6人組によるEP。新曲2曲、目下の最新作『THE HUMAN CONTRADICTION』(’14年)の2CDエディショ […]

HAVOC/サーカス・マキシマス

新世代プログレッシヴ・メタル・シーンを牽引するノルウェー産5人組の5th。’05年のデビュー以来11年、作毎に意欲的に進化を重ねている彼らだが、本作でもその勢いは些かも衰えず。持ち味でもある爽快ささえも感じさ […]