POST SOCIETY/ヴォイヴォド

カナダ産サイバー・メタラーによる企画ミニ。最新曲+シングル曲+カヴァーで構成されており、’14年に再脱退したブラッキーの後任ベーシスト:ロッキーを初フィーチュア。昨年暮に急逝したレミー@モーターヘッドの存命中 […]

BRAINDEAD/ロスト・ソサイエティ

オールドスクール・スラッシュのすべてが好きで堪らない!という強烈アピールを、サウンドはもちろんジャケや風体に至るまで大々的に表明し続けるフィンランド産若手4人組の3作目。突撃一本槍で短い曲を畳み掛ける当初のスタイルから、 […]

ALL YOU CAN EAT/サンダー

スタジオ・ライヴ、ロンドンでのクラブ・ギグ、“LOUD PARK 14”での日本公演をCDに収録し、さらにDVDではそれらの映像と最新スタジオ作『WONDER DAYS』(’15年)のドキュメンタリーが観られ […]

LET ME GET BY/テデスキ・トラックス・バンド

デレク・トラックス(g)とスーザン・テデスキ(vo, g)夫妻によるバンドの3rdアルバム。ブルース、ファンク、ソウル、スワンプ、サザン・ロックのエッセンスをミックスしたような音楽はこれまで以上にメロディーの充実ぶりが目 […]

K 2.0/クーラ・シェイカー

’96年、クーラ・シェイカー登場の衝撃は非常に大きく、新人ながら洋楽誌でも表紙級という破格の扱いだった。セールスもそれに伴い、日本では爆発的ヒットを記録。その後、英国で失速以降も日本のファンは彼らを支え続けた […]

RITUALS/ロッティング・クライスト

’90年代前半に興ったブラック・メタル叙情主義の気運をギリシャの地から支えた古参でありながら、日本での知名度がイマイチなのは、このバンドが真正の背徳の気配を宿しているからだろう。しかしその地下音楽臭ゆえ、彼ら […]

DEAD DAWN/エントゥームド A.D.

バンドの要だったアレックス・ヘリッド(g)との決別に伴い名前の後ろに“A.D.”を付け再出発を切っての2作目。前作から1年半という、エントゥームド名義末期のもたつきとは見違えるほどの意欲的活動ぶりだが、現体制成立以降は作 […]

WHEN YOU WISH UPON A STAR/ビル・フリゼール

アメリカ人ヴェテラン・ギタリスト:ビル・フリゼールが、グラミー賞にノミネートされた『GUITAR IN THE SPACE AGE!』(’14年)に続く新作を発表した。’70年代にジャズ・シーンか […]

Sifartin Akashic/アスラ

仙台出身4人組メロディック・パワー・メタル・バンドの、1st以前の初期楽曲(再録)と新曲を融合させた3作目。時にプログレッシヴやヘヴィ・ロックな要素も見せつつ、J-POP的なキャッチーさと溌剌としたメロディーを爽快に詰め […]

GREY HEAVENS/オムニアム・ギャザラム

インソムニアムにも籍を置くマーカス・ヴァンハラ(g)が舵を取る、フィンランド出身6人組メロディック・デス・メタル・バンドの7作目。’13年に2度の来日経験もあるが、日本盤は約10年ぶり。これまで同様、北欧産ら […]

怪談 そして死とエロス/人間椅子

昨年の“Ozzfest JAPAN”でも大好評だった和製ドゥーム・トリオの第20作(’89年ミニ含む)。とにかくヘヴィな仕上がりで、ブラック・サバス&トニー・アイオミへのオマージュにもより磨きが掛かる中、歌詞 […]

HEAVENSHORE/イン・ドレッド・レスポンス

昨年来日したニュージーランド出身のメロディック・デス・メタル・バンドによる3rdアルバム。前2作にもその気配はあったが、激情系/ニュースクール・ハードコアにも通じる従前のメロディック・デス・スタイルに加えて、本作ではポス […]

不良品/氣志團

約3年9ヵ月ぶりのフル・アルバムは、“氣志團”そのものがテーマ。彼ららしいパーティー・ソングだけでなくメッセージ性の強い骨太な楽曲も多数収められており、まさにロック・バンドとして“メイジャーデビュー”15周年のケジメを付 […]

GALLERY OF LIFE/ウィズイン・サイレンス

東欧スロヴァキアから現れたメロディック・メタラーのデビュー作。その堂々たるサウンドが同国の“メタル辺境国”な印象とは異なる高クオリティなことにまずは驚かされるが、結成は’08年まで遡る(当時は別のバンド名で活 […]

LUST AND LOATHING/ジ・アンガイデッド

スウェーデン出身、ソニック・シンディケイトから飛び出した元メンバーにより結成されたバンドの3rd。ソニック・シンディケイトがまだメタル・バンドだった頃を思い出させる、キーボードをふんだんに配したメロディックかつフューチャ […]

SHADOW OF THE MONSTER/ヘル・イン・ザ・クラブ

エルヴェンキングやシークレット・スフィアのメンバーによって’09年に結成された、イタリアの4人組による3枚目のアルバム。新ドラマーが加入しているものの、過去の作品同様、本作も上々の完成度だ。いわゆるL.A.メ […]

HELLELUJAH/ドラウニング・プール

米テキサス州ダラス産4人組の新作で、今作は6作目だが、現在のヴォーカリストは4代目。フロントマンに恵まれない不遇のバンドだが、猪突猛進の言葉が相応しいエネルギッシュなNuメタルは一貫しており、現段階に於ける技術力と楽曲ク […]

ウインカー/特撮

大槻ケンヂ(vo/筋肉少女帯)率いるもう1つのカルト・バンドの新譜。声優:後藤沙緒里の参加曲に、映画『ヌイグルマーZ』の終幕曲や、大槻&NARASAKI(g)が曲提供したアニソン「愛のプリズン」の特撮版も収録されて間口は […]

4 1/2/スティーヴン・ウィルソン

現代プログレ・シーンを率いるスティーヴン・ウィルソン(vo, g, etc.)の最新ソロ作。5枚目ではあるが、タイトルが示す通りEPに近い形態で、6曲を収録している(日本盤にはボーナス1曲追加)。前作『HAND. CAN […]

ダウトの行進/空想委員会

フロントマン:三浦隆一と、B’zがお気に入りだという佐々木直也のギター・チームを擁するトリオの2ndフル。誤解のないように断っておくと、その音楽性はB’zほどハードなものではなく、サカナクションや […]