F.E.A.R./PAPA ROACH
ロック界の最新情勢にアンテナを張り巡らせ、自らをアップデートしながら生き馬の目を抜く世界を生き抜いてきた彼らだが、ようやく揺るぎない地位を得ていることに気付いたか。時代遅れになり忘れ去られること——パパ・ローチが長らく抱 […]
ロック界の最新情勢にアンテナを張り巡らせ、自らをアップデートしながら生き馬の目を抜く世界を生き抜いてきた彼らだが、ようやく揺るぎない地位を得ていることに気付いたか。時代遅れになり忘れ去られること——パパ・ローチが長らく抱 […]
現イン・フレイムスのニクラス・エンゲリン(g)が“ミュージカル・ディレクター”を務めるバンドの4th。シンガーとドラマーがチェンジしており、前者の交替にマイナス要素は全くなし。グロウル/パワー歌唱ともになかなかの声の持ち […]
年若くしてこの熱烈なオールドスクール愛は一体…?と’00年代メタル聴きを驚かせつつ出発した彼らも、デビューからもう優に5年超え。激烈ドラマティックの感覚に長けた英国産スラッシャーの4th。勇壮な曲調も疾走時の […]
国内メタル・シーンにおいて、若手筆頭の実力派として知られてきた5人組。本作は’14年7月11日に行なわれた東京・新宿BLAZE公演の模様を収録したライヴ映像作品。プログレッシヴかつポップな個性溢れる楽曲群が、 […]
南イタリア出身4人組デス・メタラーのデビュー・アルバム(’13年)。リズムを頻繁に切り替えながら突っ走る複雑な楽曲展開センスがC・シュルディナーのデスにそっくり。このバンドもまた、最近増えてきた若くしてオール […]
すでに13年以上の活動歴を持つ、国産5人組ロック・バンドの8th。彼らのサウンドを形容する際に“レトロック”なる言葉が度々用いられてきたが、パンキッシュな攻撃性と、フォークやGS由来の哀愁が一体となった独自のクロスオーヴ […]
恐るべき安定感で毎年12月に作品を発表し続けてきたLADが、フル・アルバムとしては初めて2年の歳月を経て発表した通算11作目。中心人物の1人であるアンディ・マレツェク(g)が病気のため本作のレコーディングには参加しておら […]
オランダ出身、ツイン・ギター編成の最新鋭メロディック・デス4人組が放つデビュー・アルバム。リード・フレーズや楽曲展開、ソロにも泣きが充満しており、残虐性と悲壮感の両立に対する並々ならぬこだわりは初期ソイルワーク的美意識を […]
69歳にしてますます精力的な活動を続けているニール・ヤングの好調さが伝わる2枚組アルバムが登場した。2枚組と言っても10曲の収録曲はどちらも同じで、1枚はソロのアコースティック・ヴァージョン、もう1枚が92人編成のオーケ […]
女性シンガーのyurica率いる4人組バンドのデビュー・アルバム。声優/アニソン系ライヴのサポートやレコーディングなどで実績十分の技巧派プレイヤーKensuke(g)を擁するこのバンドは、メロディック・メタルにJ-POP […]
’05年に一度解散し、’09年に再始動した国産ヘヴィ・ロック・バンドによる復活EP。イントロ、新曲3曲、「Cockroach Kill」のリレコーディングの5曲が収録されており、ライヴで叩き上げた […]
アフリカ生まれのエキゾティックな美女シンガー:ソフィア・リリヤの力強い実力派歌唱を大きくフィーチュアする、スウェーデン出身のメロディック・ハード・ロック・バンドの約2年ぶりの2nd。本作ではそのソフィア嬢と中心人物である […]
’07年結成、元Kill=slaydのTOKI(vo)、元LaputaのJunji(b)とTomoi(dr)を擁し、’11年に大村孝佳(g)が加入したことで本誌読者的にも近い存在となった彼ら。V系 […]
例によって発売が順調に遅れていたウリ・ジョン・ロートの“SCORPIONS REVISITED”ツアーの実況盤──だが、スコーピオンズがリハーサルに使っていたホールで無観客レコーディングしたという変則的なライヴ・アルバム […]
スペイン産メロディック・パワー・メタル・バンドの新作EP(アルバムを形成する3部作の1枚目)。前作『POE』(’10年)で、とてつもなくクサい楽曲に衝撃を受けたが、今作はまず楽曲の質の向上に驚かされる。スパニ […]
フランス産メロディック・デス・メタル・バンドの1stフル。イン・フレイムス、ダーク・トランキュリティらクラシックな’90年代スウェディッシュ・デス勢からの影響を土台にしつつ、ザ・ブラック・ダリア・マーダーやサ […]
シンフォニー・エックスのラッセル・アレン(vo)とシナーのマット・シナー(b)が始動させたプロジェクトのデビュー・アルバム。実力の知られた両者のコラボレーションだけに、安定した仕上がりは期待通りと言っていいだろう。2人の […]
過去に“LOUD PARK 14”を含む2度の来日公演を行なった、フィンランド出身パワー・メタラーの3rd。質実剛健な正統派メタルを基盤とし、硬派な姿勢を残しながら前作以上にメロディックな面が強化された印象だ。鍵盤の存在 […]
前作『魂の叫び』(’13年)で発散されていたギター・トーンの色気が、今回も頭から全開。ハードな曲では獰猛にキレまくり、バラードではサンタナより泣きまくる、加納秀人(vo, g)の暴れっぷりには笑いさえ出てくる […]
フィンランド産メロディック・パワー・メタル・バンドの1stフル。ソナタ・アークティカ以降の“北欧美旋律疾走メタル”というスタイルを愚直なまでにストイックに突き詰めるその姿勢は、今となっては非常に希少。歌声や演奏などプレイ […]