Tapestried Destiny/VALTHUS

東京を拠点に活動する、’06年結成メロディック・パワー・メタル・アクトの初フル・アルバム。当初はハロウィンやエドガイ、ストラトヴァリウスなどのカヴァー曲を中心にプレイしていたというだけあって、初期ガンマ・レイ […]

DELUXE/TRIX

菰口雄矢(g)の参加により、これまで以上に注目度が上がっているフュージョン・バンドのトリックス。今年で結成10周年を迎えた彼らが、菰口が加わってから3作目(通算10作目)となるアルバムを完成させた。躍動感に満ちた正統派の […]

THE WAY LIFE GOES/TOM KEIFER

10年以上前から制作が噂されていたシンデレラのトム・キーファー(g, vo)による初のソロ・アルバムがようやくリリースされた。シンデレラの曲としてそのまま使えそうなブルージーなハード・ロック系の曲もあるが、メインとなって […]

A METAL OPERA : THE LAND OF NEW HOPE/TIMO TOLKKI’S AVALON

元ストラトヴァリウスのティモ・トルキ(g)の新プロジェクトは、危機に瀕した近未来の地球を舞台に数少ない生存者達が新たな希望を探求するという設定のメタル・オペラ。シンガーに元ハロウィン〜現ユニソニックのM・キスク、アマラン […]

FIRES OF LIFE/STARKILL

マニア心をくすぐる勇壮かつファンタジックなジャケが印象的なシカゴ出身の4人組によるデビュー作。チルボドとディム・ボガーとドラゴンフォースを足して3で割ったようなその音楽性は、メロディック・エピック・ブラック・メタルとでも […]

VENOMOUS RAT REGENERATION VENDOR/ROB ZOMBIE

現代アメリカン・ホラー・メタルの権化による5作目。ジョン・5(g)ら楽器隊に変更はなく、音楽性もホワイト・ゾンビ時代から一貫してのサブカルなSEがちりばめられたインダストリアル風リフ・メタルで基本は変わらずだが、多少の変 […]

Devilish -attacK-A-Zenith II-/K-A-Z

DETROXやSADSなどでの活動で知られるK-A-Zが、トレードマークである7弦ギターを使い、重厚なサウンドを武器にしたオール・インストゥルメンタルの2ndソロ・アルバムを発表した。アルバムの音楽性はゴリゴリに押しまく […]

END OF DISCLOSURE/HYPOCRISY

今年1月に実現した久々の再来日公演でのプロフェッショナルな激烈ステージの興奮もまだ記憶に新しい、ピーター・テクトグレン(vo, g)率いる重鎮スウェディッシュ・デス・メタル・バンドの約4年ぶりとなる通算12枚目。暴虐なア […]

SILENT REVENGE/HIBRIA

既に幾度かの来日経験もある、ブラジルの5人組パワー・メタラーによる2年振りの通算4作目。今作からスタイルの似た同郷のセレラータのギタリスト:レナート・オソーリオが新たに加入しているが、アベル・カマルゴ(g)との相性も良く […]

VETO/HEAVEN SHALL BURN

ジャーマン・メタルコア・バンドの7作目フル。前作『INVICTUS』(’10年)はいわゆる“ICONOCRAST”三部作の最終章だったが、本作は音楽的に何かしらの新機軸を示すわけではなく、激と情を織り交ぜたこ […]

4 : RISE OF THE MOSH MONGERS/F.K.U

“ホラー・スラッシュ”を掲げ、初期アンスラックスをモダンにアップデートしながらアンダーグラウンド・スラッシュへの憧憬を滲ませる楽曲群を聴かせるスウェディッシュ・スラッシャーの4枚目となるフル・アルバム。メンバーの半数が同 […]

UNGRATEFUL/ESCAPE THE FATE

米ネヴァダ州ラスヴェガス出身の5人組による4作目フル。メジャー・レーベル“Interscope”から、モトリー・クルーやバックチェリーetc.を抱える“Eleven Seven Music”へ移籍している。これまでの現代 […]

THE EARTHSHAKER/EARTHSHAKER

日本を代表するHR/HMバンドによる30周年記念アルバム。ラインナップはもちろんオリジナルの4人だ。『BACK TO NEXUS』(’10年)での往年の名曲再録がバンドの曲作りをインスパイアしたのか、全盛期と […]

UNBROKEN/DEMON

’79年に結成され、幾度かの活動休止を挟みながらもしぶとく生き残るNWOBHMバンドの12作目フル。初期はオカルティックなおどろおどろしさもあったが、音楽的には元々優れたメロディック・ハード・ロックであり(プ […]

WAR MASTER/DEATH DEALER

元マノウォーの伝説的ギタリスト:ロス・ザ・ボスを中心に、同じく元マノウォーのライノ(dr)、ケイジのショーン・ペック(vo)、元ダンジョンのステュ・マーシャル(g)、元リジー・ボーデン〜現ハルフォードのマイケル・デイヴィ […]

CONSTRUCT/DARK TRANQUILLTY

メロディック・デス・メタルの礎を築いたベテランによる10th。前作リリース後にベーシストが脱退した穴をギタリストが兼任して埋める形で録られているが、カリスマ・フロントマン:ミカエル・スタンネの“美デス・ヴォイス”を軸とし […]

ARS MUSICA/DARK MOOR

スペイン出身、メロディック・パワー・メタルの雄が発表する約2年半ぶりの9th。前作で試みたスペイン語詞が今作でも見られ、得意技とも言えるクワイアやオーケストレーションで包まれた楽曲はこれまでのスタイルを踏襲。が、前作で顕 […]

DANCER AND THE MOON/BLACKMORE’S NIGHT

キャンディス・ナイト(vo)とのコンビは今年で15年目。最初のディープ・パープルもレインボーも再結成ディープ・パープルも活動はそれぞれ10年未満。継続した期間としては一番長いということになるのか…。3年ぶり8thの今回は […]

EVERBLACK/THE BLACK DAHLIA MURDER

メロディック・デス・メタル・ベースのメタルコアを叩き台としながら、独自のメタルを切り拓いた彼らの6枚目となるフル・アルバム。メンバー2名がチェンジ、元ディスパイズド・アイコン、アビゲイル・ウィリアムズのメンバーが新たに加 […]

ABBEY LOAD/BEATALLICA

ラーズ・ウルリッヒ公認、“メタリカ meets ビートルズ”の道を真剣に追究するビータリカ。4年ぶりとなる通算3作目は『ABBEY ROAD』(’69年)に挑戦! さんざんジャケットがパロディにされてきた同作 […]