BREED & SCREAM/ECLIPSE

スウェーデン産メロディアス・ハード・ロック・バンドの4th。クリアに煌めく叙情味と弾力に満ちたドライヴ感を絶妙にブレンドさせた洗練サウンドは、大きな飛躍を見せた’08年リリースの前作を順当にアップデートさせた […]

REIGN SUPREME/DYING FETUS

’11年に結成20周年を迎えたブルータル・デス・メタルの重鎮による、通算7枚目のフル作。時流に流されることを拒むかのごとく20年間大幅に音楽性を変化させることなく、持ち前のテクニックと卓越したアレンジメントの […]

DREAMSTORIA/DREAMSTORIA

リオウ・フィガロ(vo/ミンストレリックス)とZARDや稲葉浩志などとの活動でも知られる綿貫正顕(g)が中心となって結成されたバンドのデビュー作。理想のメロディアス・ハードを体現すべく出発したバンドであり、スカイ・ギター […]

CRYPTOPSY/CRYPTOPSY

ジョン・レヴァサー(g)が復帰しての7thスタジオ・フル。’08年の前作『THE UNSOKEN KING』はキーボードやクリーン・ヴォーカルの導入により新たな側面を見せつつも、それまでのテクニカルかつカオテ […]

LIVE FROM THE PLANET/BRIAN SETZER

ブライアン・セッツアーを語る上で欠かすことができないスタイルであり、アイデンティティを確立した重要なファクターであり、そもそもの原点であるロカビリー。そんなロカビリーへのリスペクトを込めて、盟友スリム・ジム・ファントム( […]

YELLOW AND GREEN/BARONESS

米ジョージア州の4人組による2枚組の3作目は、従来のカオティック/スラッジ路線から、大きな括りでのハード・ロックに深化した力作だ。’70年代UKプログレ/サイケやUSルーツ音楽を内包する奥深さは変わらないが、 […]

AFTERMATH OF THE LOWDOWN/RICHIE SAMBORA

前作『UNDISCOVERED SOUL』(’97年)から15年ぶりということになる新作だが、話は少し遡って…1stソロ『STRANGER IN THIS TOWN』(’91年)を聴いた時、あまり […]

VIBRATO/PAUL GILBERT

 ’10年の『FUZZ UNIVERSE』に続く待望のソロ名義フル・アルバム。インスト曲だけではなく久々にポールのヴォーカル曲も収録されている。大注目は本作のコンセプトだ。まず冒頭からハイ・テンションなコード […]

A TELL TALE HEART/WILD STARR

米サンフランシスコ発、元ヴィシャス・ルーマーズのデイヴ・スター(b)率いるトリオの2ndにして、本邦デビュー作。エンジニアもコナす鍵盤兼任女性シンガーをフロントに据え、デイヴはギターを兼任。元々8弦ベースの使い手だけあり […]

UNDIVIDE/UNDIVIDE

ロック・ミュージカルROCK OF AGES/のギタリストに抜擢されるなど、’11年8月のDELUHI解散以降もその動向に注目が集まっていたLeda(g)が、Kihiro(vo/元Supe)とSujk(dr/ […]

FIRE FROM THE SKY/SHADOWS FALL

『THREADS OF LIFE』(’07年)での停滞を吹き飛ばすかのような、バンド史上最もタフな『RETRIBUTION』(’09年)から約3年ぶりとなる新作。今回は、これまで共同作業を行なった […]

20/20/SAGA

カナダ産プログレ・ハード/ポンプ・ロックの大物が放つ新作。’09年前作では同郷のシンガー:ロブ・モラッティが加入していたが、デビュー時からの顔であったマイケル・サドラーが復帰している。ちょうど20作目のスタジ […]

ORDER OF CHAOS/OBSESSION

近年はアニメタルUSAのシンガーとしても活動するマイク・ヴェセーラを輩出したことで知られる、アメリカはコネチカット州出身の5人組。本作は再結成後の第2弾となるオリジナル・アルバム。初期作品と前作『CARNIVAL OF […]

EDGE OF THE OBSCURE/THE INTERBEING

デンマーク出身の5人組によるデビュー・アルバム。インダストリアル/ダンサブルなエレクトロ・アレンジを、パンテラ以降のアングリーなモダン・メタルに思いっ切り持ち込んだ“新世代メタル”とでも称すべき音楽性であり、正直大して目 […]

EVENT HORIZON/I AM I

元ドラゴンフォースのシンガー:ZPサートが脱退から約2年半の時を経て新たに結成したバンドのデビュー作。ZPといえば否が応でもあの“疾走&高速ツイン・ギター”をバックに歌うイメージが想起されるかもしれないが、方向性から構成 […]

GREASE HELMET/GREASE HELMET

元ハノイ・ロックスのアンディ・マッコイ(g)率いるハードR&Rバンドの処女作。リードに専念したいアンディはベン・ヴァロン(g/アモラル)を相棒に迎えているが、これが功を奏したか、この手のギターの理想とも言える一 […]

A PERFECT ABSOLUTION/GOROD

フランス産テクニカル・デス・メタル・バンドの、’11年のEP『TRANSCENDENCE』を挟み、レーベルを移籍しての3rdフル・アルバム。’06年のデビュー・アルバム時からアートワーク、楽曲含め […]

WE ARE THE OTHERS/DELAIN

元ウィズイン・テンプテーションのキーボード奏者を中心とするオランダのゴシック・メタル・バンドによる3rd。前作から約3年という期間を挟んでのリリースとなった本作は、その間に行なわれたタフなワールド・ツアーを完遂させた自信 […]

Endless World/Cyntia

かのアルディアスを輩出したレーベルが送り出す、期待のガールズ・メタル・バンドによる1stフル・アルバム。’80年代のジャパニーズ・ヘヴィ・メタルの伝統を継承しつつ、彼女達ならではの叙情性やモダンなスタイルを盛 […]

THE SHAPE OF THINGS TO COME/CLAIRVOYANTS

イタリア産5人組メロディック・メタル・バンドの2nd。バンド名から推察できる通りアイアン・メイデンのカヴァー・バンドを出自とするが、メイデン色は希薄で、“イタリアン・メタル”というイメージから想像できる派手さとは無縁の実 […]