THE CONNECTION/PAPA ROACH
’09年以来のスタジオ6作目。エネルギッシュなジャコビーの歌だけはずっと変わらないが、ラップ・メタル〜歌ものモダン・ロック〜ハード・ロックンロール…と、時代の移り変わりに柔軟に対応して音楽性を拡張、更新し続 […]
’09年以来のスタジオ6作目。エネルギッシュなジャコビーの歌だけはずっと変わらないが、ラップ・メタル〜歌ものモダン・ロック〜ハード・ロックンロール…と、時代の移り変わりに柔軟に対応して音楽性を拡張、更新し続 […]
女性シンガーを擁するドイツのオールドスクール・メロディック・メタラーの第5作。過去作は未聴だが、これまでも女性ヴォーカルにこだわってきたようで、’11年加入の現メンバー:イリス嬢は5代目となる。ただ、ハスキ […]
’70年代のアルバムの再発かと思うようなジャケットのデザイン、そこに写っているメンバーの佇まい、そうしたヴィジュアルがこのバンドのサウンド志向を端的に表わしている。内容はレッド・ツェッペリン的な要素があった […]
S・ルカサー、N・ショーン、G・ベンソンらとの共演を果たした’10年の『6 STRING THEORY』に続き、本作では新たなチャレンジを試みる。今回はジャズ/ロック界を牽引するリズム隊との共演だ。S・クラ […]
小気味よい演奏がポンポンと続く、福岡出身4人組のメジャー・デビュー・アルバム(アルバムは通算3作目)。“PUNKSPRING”への2年連続出演が物語るように、今様のパンクをベースとした音楽性である。リフやギターのフレー […]
デビュー20周年を迎えたロッキン・ブルース・バンドの、8年ぶりとなる通算10枚目。8年ぶりとはいえ演奏が放つ破格のスピード感や生々しい息遣いが、少しも錆びていないのが凄いところ。何よりも変拍子かと思うほど性急なビートで […]
’85年の大ヒット映画『ロッキー4 炎の友情』の主題歌「Burning Heart」を歌っていたことでも知られるサバイバーの2代目シンガー:ジミ・ジェイミソンの約4年ぶりのソロ・アルバム。エクリプスやW.E […]
スコット・ヘンダーソン(g)、ジェフ・バーリン(b)、デニス・チェンバース(dr)。ジャズ/フュージョン・ファンなら卒倒しそうな3人が集結。スコヘンの圧倒的なテクニックと音楽性は誰もが認めるところだが、ソロ名義のアルバ […]
技巧派ギター・プレイヤー:e-ZUKAを擁するグランロデオの、1年半ぶりとなる5枚目のアルバム。HR/HM色が濃いものの、ヘヴィで活きのいいナンバーから、快活なポップ・メタル、モダン・ヘヴィ系、パンキッシュな曲まで、ヴ […]
グリーン・デイとクイーンが衝突したらこんな音になる? 直球パンクと思わせておいて、聴き進むに従い「おやおや?」と首を捻るはず。重奏が嫌でも耳に残るシンガロング対応のハーモニー、ケレン味たっぷりのロック・オペラ、ローリン […]
かのエンペラーが認めた唯一のヴァイキング・メタルにして、オーペス、カタトニアと並ぶ’00年代EUプログレッシヴ・メタルの代表的存在、エンスレイヴド。結成から20余年にしてようやくの日本デビュー作。ブラック・ […]
カナダで’04年に結成されたバンドが放つ2作目。日本でも好セールスを記録した『THE LUXURY』(’09年)発表後、アメリカのロサンゼルスに拠点を移すなど、より本格的な活動へと歩みを進めてい […]
’09年と’11年にリリースされた4部作に続く、プロジェクト名義5作目。今作はデヴィン流ロック/メタル・オペラといった趣向で、曲と曲に繋がりを持たせて全体が1つの物語のように楽しめる構成になって […]
フィンランド産ヴァイキング・メタラーの第5作。トレードマークの疾走感を大胆に抑えた本作では、勇壮なる曲想はそのままに、フォーク要素がより強調されており、前作に引き続き、カンテレやニッケルハルパといった古楽器&管楽器奏者 […]
今年で71歳になった米フォーク/ロック史を代表するレジェンド・アーティストの、デビュー50周年記念となる通算35作目のオリジナル新作が登場。音楽的には’01年の『LOVE AND THEFT』から顕著になっ […]
活動を休止していた時期があるとはいえ、今年で結成17年目。もはやベテランの域に達してきたブラインドマンの8枚目のアルバムが完成した。“日本版デヴィッド・カヴァデール”と呼ばれる高谷“ANNIE”学のソウルフルなヴォーカ […]
フィンランド出身の4人組による7thフル。中心人物であるトゥオマス・サッコネン(vo, g, key)とユホ・ライハ(g)を除くリズム隊がチェンジしている。これまでのゴシック+メロディック・デス路線をメロデス方面に大胆 […]
オーストリア出身の5人組スクリーモ/エモ・メタル・バンドによる1stフル。この手のバンドがもてはやされ始めた頃を思い出す、ちょっと懐かしい感じの音楽性であり、キャッチーなメロディーと哀愁をはらんだパンキッシュな疾走感、 […]
今やベストセラー作家でもあるコリィ・テイラー(vo)が創作した物語“House Of Gold & Bones”をベースとするコンセプト作品。スリップノットの活動が落ち着いた’12年初頭から曲作りを続け、そ […]
非常にコンパクトだな、というのが第一印象。’04年の『AMERICAN IDIOT』以降、どんどん大作志向になっていったゆえの揺り戻しかもしれない。しかし、単純な原点回帰とも違う。確かに冒頭の「Nuclea […]