UNDEAD/SIX FEET UNDER

脱退から10ウン年が経過した現在もなお、カンニバル・コープスへの復帰待望論者が絶えない壮絶デス・ヴォイスの持ち主クリス・バーンズ率いるバンドの9thフル。結成から19年もの長きに渡り行動を共にしてきたテリー・バトラー(b […]

MIND GAMES/SILENT DESCENT

’04年に英ダートフォードで結成された7人組の日本デビュー作で通算2作目。“新世代メロディック・デス”が謳い文句だが、確かにヴォーカルが一部デス声だし、キーボード/シンセ担当とDJの両名がクラブ・ミュージック […]

THE SNIPER/SCELERATA

ブラジルはポルト・アレグレ出身のヘヴィ・メタル・バンドの約4年振りとなる3rd。母国の先輩ANGRA由来のテクニカルな疾走感を持ち味にデビュー、続く2ndではシンガーのトビアス・サメット風味の唱法も手伝ってエドガイ的キャ […]

BULLET/RENEGADE CREATION

マイケル・ランドウ&ロベン・フォード、2大ギター・ヒーロー共演+最強リズム隊によるドリーム・バンドの2ndアルバム。’10年の1stではシンプルに楽しめるブルージーなロックを聴かせてくれ、同年夏の来日公演では […]

WELCOME TO THE THEATER/REINXEED

スウェーデン人マルチ・プレイヤー:トミー・レインエクシード(vo, g, key)のリーダー・バンドによる通算5作目。端正に煌めくクリスタルのようなメロディック・メタル・ワールドは本作でもしっかりと健在で、’ […]

BAG OF TRICKS/PELLEK

英国を拠点とするメロディック・メタラー:ダムネーション・エンジェルスが今春リリースしたデビュー作でも歌っていた、ノルウェー人シンガーの1stソロ。時を同じくして新作をリリースするトミー・レインエクシードが全パート演奏&プ […]

MNEMESIS/MNEMIC

デンマーク出身の5人組による5作目。前作『SONS OF THE SYSTEM』(’10年)の発表後、メンバーの大半が入れ替わるという危機的事態に直面したものの、短期間で体制を立て直し、アルバムのリリースに漕 […]

PHANTOM ANTICHRIST/KREATOR

ベテラン・ジャーマン・スラッシャーの新作。’05年の『ENEMY OF GOD』、’09年の『HORDES OF CHAOS』の流れに逆らわない、骨の髄まで暴力的で冷酷だが人肌の温もりが確かにある […]

SPELL EATER/HUNTRESS

米カリフォルニアで’07年に結成された、ツイン・ギターの5人組のフルレンス・デビュー作。紅一点シンガーのジル嬢は、オペラ経験の一方でナイトクラブの暗黒パーティーも仕切っていたという変り種で、ザビーナ・クラッセ […]

LEX HIVES/THE HIVES

ほぼ4年半振りとなる通算5作目のフル・アルバム。目玉のレジデンツよろしく黒の燕尾服にシルクハットというコスチュームに衣替えをし、音楽も変化?と思って聴いてみたが、驚くほど変わっていなかった。キレの良いガレージ・ロックが「 […]

DANGER ZONE/HARDLINE

’91年にニール・ショーン(g)が中心となって結成したハードライン。今作では再結成後にニールに替わってバンドを率いていた元ストームのジョシュ・ラモス(g)は参加しておらず、ジョニー・ジョエリ(vo)以外は全く […]

FIREBIRTH/GOTTHARD

スイスの国民的バンドによる、不慮の事故で看板シンガーを喪うという悲劇を乗り越えての第10作。ところが、聴き始めてすぐに仰天した──何と、故スティーヴ・リーのあの歌声が…!? いや、もう少しハスキーな声だが、とにかくよく似 […]

L’ENFANT SAUVAGE/GOJIRA

ソウルフライの大将のお墨付きを得ている仏産バンドの5作目にして初の日本盤だが、なぜもっと早くに日本デビューさせなかったのか。ブルータル・デスの技法が用いられたプログレ——部分的にメシュガー、ニューロシス、マストドン辺りに […]

NOT YOUR KIND OF PEOPLE/GARBAGE

7年振りの復帰作。活動停止当時は音楽に楽しさを見い出せず、「何かが大きく間違っている」(シャーリー・マンソン/vo)と感じていたそう。だが、長い休息を経た本作では、’90年代の1stや2ndを彷彿とさせる生き […]

THE INDUSTRIALIST/FEAR FACTORY

今年がデビュー20周年の節目だというのを本人達も意識したのか…、持ち味を再確認したかのような作風の8作目だ。前作でのブラック・メタル由来の新味は鳴りを潜め、バンドの評価を決定づけた2〜3作目を基準とするインダストリアル・ […]

WAKE THE DOGS/DONOTS

日本に“ソリタリー・マン・レコーズ”を設立した大の親日家バンド、約2年振りの新作。パンクをルーツに持つだけに本作にもランシドやグリーン・デイを思わせる軽快で激しい曲もあるが、全編にヴァラエティ豊かなメロディーが満載。ズン […]

THE WANDERER/DIABULUS IN MUSICA

女性シンガーをフィーチュアするスペイン産ゴシック/シンフォニック・メタル・バンドの2nd。“メタル・ブレイド”から“ナパーム”へとレーベルを移籍すると共に、ミックス&マスタリングも前作のサシャ・ピート&ミロからヤコブ・ハ […]

DIRECT THIRD/DAITA

2ndソロから4年、シリーズ前作から6年振りという待望の新作は、もちろん全曲ギター・インスト。シンプルなタッピング・シーケンスで徹頭徹尾押し切る1曲目や、曲中間部でテンポ・チェンジしてシンプルなテーマを2色のカラーでドラ […]