THE PARALLAX Ⅱ:FUTURE SEQUENCE/BETWEEN THE BURIED AND ME

名門“Metal Blade”へ移籍、EPリリースに続き、満を持しての6枚目となるフル作。EPと対で壮大なストーリーを成すコンセプト作品となっている。ドリムシ・ファンも安心の超絶テクニックは言わずもがな、多彩な楽器群を取 […]

VULTURES/AXEWOUND

BFMVのマット・タック(g, vo)が以前から温めていたプロジェクトで、彼以外のメンバーも既に名だたるバンドで活躍する、“スーパー・バンド”の作品が遂にリリース。音楽的にはダウン・チューンした攻撃的ギター&手数足数の多 […]

BURNING OATH/ANTHEM

 レコード会社移籍第1弾となる通算14作目。今夏のライヴで披露されていた「Evil One」〜「Unbroken Sign」で幕を開け、徹頭徹尾のアンセム流HMが矢継ぎ早に繰り出されていく。例によって曲作りに入念な準備が […]

ARRIVAL OF THE RED SUN/ZONARIA

 スウェーデンのメロディック・デス・メタル・バンドの、“Century Media”から“Listenable”に移籍しての3rd。オールドスクール系から激烈デスラッシュ、果ては劇的シンフォニック・ブラックに至るまで、す […]

THE BATTLE OF LOVE/ZIGZO

 ’99年から約3年という短い活動期間をもって、惜しまれつつ解散した4人組が10年ぶりに再始動。本作は復活第1弾となるアルバム。メンバー個々のキャリアは相応に知られているはずだが、そんな予備知識に左右されるよ […]

THE LAST RESISTANCE OF THE FIREBIRD/TSP

 X、ラウドネス他を渡り歩いたTAIJI(b)と、クラウド・ナインでの盟友SHU(g)によって結成されたTSPの1stである本作は、’11年に急逝したTAIJIの遺志を継ぎ、残されたメンバーが完成させた彼の遺 […]

IMMORTALIA/SOUND STORM

 イタリアのシンフォニック・メタル・バンドの2nd。祖国の先輩ラプソディー・オブ・ファイアに通じる壮麗な劇場型サウンドを基本に、所々で北欧シンフォ・ブラック勢を思わせる爆裂エクストリーム風味を轟かせるエピックかつオペラテ […]

DAWN OF MANKIND/SLAVERY

 かつての名門“Noise Records”のボス:カール・ウォーターバックが設立した注目の新レーベル“Sonic Attack Records”が放つ新たな刺客は、ドイツの5人組パワー・メタラー。本作は自主制作の7曲入 […]

MESSIAH COMPLEX/SABER TIGER

 新生サーベル・タイガーによる第2弾。衝撃的だった前作『DECISIVE』(’11年)の次に来るべき仕上がりだ。音楽的には延長上にありつつ、更なる広がりを感じさせるのがポイントだろう。アグレッシヴにもメロディ […]

THE CONNECTION/PAPA ROACH

 ’09年以来のスタジオ6作目。エネルギッシュなジャコビーの歌だけはずっと変わらないが、ラップ・メタル〜歌ものモダン・ロック〜ハード・ロックンロール…と、時代の移り変わりに柔軟に対応して音楽性を拡張、更新し続 […]

APOCALYPSE 666/THE MYSTERY

 女性シンガーを擁するドイツのオールドスクール・メロディック・メタラーの第5作。過去作は未聴だが、これまでも女性ヴォーカルにこだわってきたようで、’11年加入の現メンバー:イリス嬢は5代目となる。ただ、ハスキ […]

MY DYNAMITE/MY DYNAMITE

 ’70年代のアルバムの再発かと思うようなジャケットのデザイン、そこに写っているメンバーの佇まい、そうしたヴィジュアルがこのバンドのサウンド志向を端的に表わしている。内容はレッド・ツェッペリン的な要素があった […]

RHYTHM SESSIONS/LEE RITENOUR

 S・ルカサー、N・ショーン、G・ベンソンらとの共演を果たした’10年の『6 STRING THEORY』に続き、本作では新たなチャレンジを試みる。今回はジャズ/ロック界を牽引するリズム隊との共演だ。S・クラ […]

Geoglyph/knotlamp

 小気味よい演奏がポンポンと続く、福岡出身4人組のメジャー・デビュー・アルバム(アルバムは通算3作目)。“PUNKSPRING”への2年連続出演が物語るように、今様のパンクをベースとした音楽性である。リフやギターのフレー […]

MEAT + BONE/THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION

 デビュー20周年を迎えたロッキン・ブルース・バンドの、8年ぶりとなる通算10枚目。8年ぶりとはいえ演奏が放つ破格のスピード感や生々しい息遣いが、少しも錆びていないのが凄いところ。何よりも変拍子かと思うほど性急なビートで […]

NEVER TOO LATE/JIMI JAMISON

 ’85年の大ヒット映画『ロッキー4 炎の友情』の主題歌「Burning Heart」を歌っていたことでも知られるサバイバーの2代目シンガー:ジミ・ジェイミソンの約4年ぶりのソロ・アルバム。エクリプスやW.E […]

HBC/HBC

 スコット・ヘンダーソン(g)、ジェフ・バーリン(b)、デニス・チェンバース(dr)。ジャズ/フュージョン・ファンなら卒倒しそうな3人が集結。スコヘンの圧倒的なテクニックと音楽性は誰もが認めるところだが、ソロ名義のアルバ […]

CRACK STAR FLASH/GRANRODEO

 技巧派ギター・プレイヤー:e-ZUKAを擁するグランロデオの、1年半ぶりとなる5枚目のアルバム。HR/HM色が濃いものの、ヘヴィで活きのいいナンバーから、快活なポップ・メタル、モダン・ヘヴィ系、パンキッシュな曲まで、ヴ […]

JASPER JASPER/GEEKS

 グリーン・デイとクイーンが衝突したらこんな音になる? 直球パンクと思わせておいて、聴き進むに従い「おやおや?」と首を捻るはず。重奏が嫌でも耳に残るシンガロング対応のハーモニー、ケレン味たっぷりのロック・オペラ、ローリン […]

RIITIIR/ENSLAVED

 かのエンペラーが認めた唯一のヴァイキング・メタルにして、オーペス、カタトニアと並ぶ’00年代EUプログレッシヴ・メタルの代表的存在、エンスレイヴド。結成から20余年にしてようやくの日本デビュー作。ブラック・ […]