PSYCHOLOGY OF DEATH/MORTAL SIN
2度目の復活を遂げて以来順調に活動を続ける重鎮オージー・スラッシャーの5枚目のフル・アルバム。どっしりと構えた重量感で迫る前作は決して悪い作品ではなかったが、今回はその渋みに加えて初期の疾走感溢れる刻みも復活! これを望 […]
2度目の復活を遂げて以来順調に活動を続ける重鎮オージー・スラッシャーの5枚目のフル・アルバム。どっしりと構えた重量感で迫る前作は決して悪い作品ではなかったが、今回はその渋みに加えて初期の疾走感溢れる刻みも復活! これを望 […]
ノルウェーのプログレ・メタラー:サーカス・マキシマスのマイケル・エリクセン(vo)と、フィンランドの重厚ハード・ロッカー:レヴェレイジのトースティ・スプーフ(g)がコラボするスカンジナヴィアン・メロハー・プロジェクトの1 […]
ドラゴン・ガーディアンのプロデュース、坂本英三のプロジェクトへの参加、同人音楽プロジェクトの主宰など幅広く活動するギタリスト/マルチ・プレイヤー:IRON-CHINOを中心とする日本のメタル・バンドの3rd。幕末〜明治に […]
アーチ・エネミーの2ndやアルマゲドンの1stでベースを弾いていたマーティン・ベンソン(vo, g)率いるスウェーデンのヘヴィ・メタル・バンドの2nd。彼が以前に在籍した前出の2バンドのエクストリームな風合いとは意を異に […]
そのバンド名通り、毎年晩秋に瑞々しい哀愁を届けてくれる彼らの9作目。郷愁を誘う強烈な叙情味が胸を打つ甘口ハード・ロックという基本スタイルは今回ももちろん不変ながら、前作にて作曲面で大きく貢献したジェイミー・ボーガー(dr […]
欧米のレイヴ・シーンを沸かせるエレクトロ・ダンス音楽“ダブステップ”に挑戦した10作目。楽曲はダブステップ界の面々との合作で、従来のヘヴィさをキープしながらも、ビート感をグンと高めた斬新なサウンドを聴かせており、ギターは […]
アマランスで来日公演を行なったオロフ・モルク(g)が、以前からやっているシンフォニック・メロディック・メタル・バンドの5th。リズム隊が交替し、ドラマーがギターにポジション・チェンジしている。全体的にミドル・テンポの曲が […]
ニッケルバックはハード・ロック・バンドだ、と断言できる7作目。前作に引き続いての華やかなサウンド・プロダクションが、デフ・レパードと同じぐらい似合うようになった。バンドの頭脳:チャド・クルーガー(vo, g)とライアン・ […]
女性ヴォーカル:ジュン・パクを擁する米国産5人組プログレ・メタル・バンドの1stフル。ドリーム・シアター的な緻密なアレンジを伝えるソリッドでモダンなサウンドと、エヴァネッセンスのポップ&ゴシックかつエレクトロなアプローチ […]
イタリア出身の6人組シンフォニック・パワー・メタル・バンドの2作目。デビュー作で高評価を得た彼らだが、本作をもってB級臭さが一気に吹き飛んだ印象だ。依然初期ラプソディー&ダーク・ムーア色は残るが、仰々しいオーケストレーシ […]
ジジ臭くて格式ばったのがブルースだという先入観を持つ人にこそ聴いてほしいのが、クリス・デュアーテというギタリストだ。この8枚目のスタジオ作でもギターが悲鳴を上げているかのようにラウドな弾きまくりで腹が一杯になる。楽曲がブ […]
トーキョー突撃スラッシュ・コマンドー、約4年振りとなる3rd。不朽の名作、スレイヤー『REIGN IN BLOOD』(’86年)ですらセルアウトと見なしちゃっていた、かの日のアグレッシヴなメタル根性、熱きスラ […]
8弦ギターを操るムラトリックスのむらとり(怒)が結成したバンドの、活動休止を経て10年振りにリリースされた4th。モロに“けいおん!”をパロったロゴや卑猥なアートワークに歌詞、コントのような会話、メタル・カヴァーに日本語 […]
ピート・シールク(vo, g)率いるパワー・メタラーの第7作。前作『MEGATROPOLIS』(’07年)から約4年半ものブランクが空いたが、ガンマ・レイをより男臭く無骨にし、ブラインド・ガーディアンのSFテ […]
“ベルギーのイングヴェイ”ことダッシャン・ペトロッシ(g)率いるパワー・メタル・バンドの4th。本作ではシンガーの交替が行なわれているが、新たに加わったのは何とマーク・ボールズ。元イングヴェイ・バンドで近年ではロイヤル・ […]
シアトルの重要パンク・レーベル“トゥース&ネイル”が送り込む新星。女性ヴォーカルによるラウド・ロックで、エヴァネッセンスを少しライトにした印象を受けた。ザクザク刻まれるリフや起伏に富む劇的な展開は近年のラウド・ロック・マ […]
群馬出身、女性ヴォーカルを擁する5人組の3rdフル・アルバム。重量感溢れる音の壁を構築するリフに絡みつくエレクトロニクス・アレンジやグロウルによるコーラス、メランコリックなメロディーには今時のヘヴィ・ロック〜エモ/スクリ […]
本誌でもお馴染みの、宮脇俊郎、小林信一、野村大輔、山口和也、菰口雄矢によるジェントル・ギター・ファイヴ・プロジェクトの1stアルバム。発起人の安保氏によれば「現代日本人ギタリストのテクニックや音楽性は海外ギタリストに何ら […]
野村義男と’80年代のジャパン・メタル・ムーヴメントの中枢にいた寺沢功一(b)、宮脇知史(dr)、そしてRicky(vo)という強力なメンバーが集まったRIDER CHIPSの4thアルバム。全体的に独自のポ […]
ジョン・ウェストもマーク・ボールズももちろん素晴らしいシンガーだが、「One More Day」のDCクーパーの歌声が聴こえた瞬間、まずは何とも言えずホッとした気分に襲われた。いかにもアンドレ・アンダーセン(key)らし […]