SOULLESS CHILD/ANCIENT BARDS
イタリア出身の6人組シンフォニック・パワー・メタル・バンドの2作目。デビュー作で高評価を得た彼らだが、本作をもってB級臭さが一気に吹き飛んだ印象だ。依然初期ラプソディー&ダーク・ムーア色は残るが、仰々しいオーケストレーシ […]
イタリア出身の6人組シンフォニック・パワー・メタル・バンドの2作目。デビュー作で高評価を得た彼らだが、本作をもってB級臭さが一気に吹き飛んだ印象だ。依然初期ラプソディー&ダーク・ムーア色は残るが、仰々しいオーケストレーシ […]
ジジ臭くて格式ばったのがブルースだという先入観を持つ人にこそ聴いてほしいのが、クリス・デュアーテというギタリストだ。この8枚目のスタジオ作でもギターが悲鳴を上げているかのようにラウドな弾きまくりで腹が一杯になる。楽曲がブ […]
トーキョー突撃スラッシュ・コマンドー、約4年振りとなる3rd。不朽の名作、スレイヤー『REIGN IN BLOOD』(’86年)ですらセルアウトと見なしちゃっていた、かの日のアグレッシヴなメタル根性、熱きスラ […]
8弦ギターを操るムラトリックスのむらとり(怒)が結成したバンドの、活動休止を経て10年振りにリリースされた4th。モロに“けいおん!”をパロったロゴや卑猥なアートワークに歌詞、コントのような会話、メタル・カヴァーに日本語 […]
ピート・シールク(vo, g)率いるパワー・メタラーの第7作。前作『MEGATROPOLIS』(’07年)から約4年半ものブランクが空いたが、ガンマ・レイをより男臭く無骨にし、ブラインド・ガーディアンのSFテ […]
“ベルギーのイングヴェイ”ことダッシャン・ペトロッシ(g)率いるパワー・メタル・バンドの4th。本作ではシンガーの交替が行なわれているが、新たに加わったのは何とマーク・ボールズ。元イングヴェイ・バンドで近年ではロイヤル・ […]
シアトルの重要パンク・レーベル“トゥース&ネイル”が送り込む新星。女性ヴォーカルによるラウド・ロックで、エヴァネッセンスを少しライトにした印象を受けた。ザクザク刻まれるリフや起伏に富む劇的な展開は近年のラウド・ロック・マ […]
群馬出身、女性ヴォーカルを擁する5人組の3rdフル・アルバム。重量感溢れる音の壁を構築するリフに絡みつくエレクトロニクス・アレンジやグロウルによるコーラス、メランコリックなメロディーには今時のヘヴィ・ロック〜エモ/スクリ […]
本誌でもお馴染みの、宮脇俊郎、小林信一、野村大輔、山口和也、菰口雄矢によるジェントル・ギター・ファイヴ・プロジェクトの1stアルバム。発起人の安保氏によれば「現代日本人ギタリストのテクニックや音楽性は海外ギタリストに何ら […]
野村義男と’80年代のジャパン・メタル・ムーヴメントの中枢にいた寺沢功一(b)、宮脇知史(dr)、そしてRicky(vo)という強力なメンバーが集まったRIDER CHIPSの4thアルバム。全体的に独自のポ […]
ジョン・ウェストもマーク・ボールズももちろん素晴らしいシンガーだが、「One More Day」のDCクーパーの歌声が聴こえた瞬間、まずは何とも言えずホッとした気分に襲われた。いかにもアンドレ・アンダーセン(key)らし […]
四半世紀に渡り活動しているニューヨーク・ハードコア・シーンの重鎮。輝ける25周年記念盤は、自身の“名曲”を再録音した変則的なベスト・アルバムとなった。僅か4日で20曲の録音とミックスを終了しただけに、まさにハードコアその […]
近年はライヴ作品を出し過ぎなんじゃないかという気がしないでもなかったが、これは話が別だ。’11年4月の“Time Machine Tour”に於けるクリーヴランド公演を収録したもので、同ツアー最大の売り物だっ […]
LUNA SEAのSUGIZO(g)が、2枚同時にソロ・アルバムをリリース。そのうちの1枚、本作は’09年12月以降に精力的にデジタル配信を続けてきたシングルを中心にまとめたというもの(新曲を3曲収録)。音楽 […]
仏産ネオ・クラシカル/プログレッシヴ・メタル・バンド:アダージョを率いるステファン・フォルテ(g)の初のソロ・アルバムは、特A級レベルの超絶技巧を誇るステファンの極上プレイをこれでもかとフィーチュアしたインスト作。7弦を […]
SUGIZOの2枚同時発売のソロ・アルバムの2作目。『FLOWER OF LIFE』同様にデジタル配信されたシングルが中心となっているが、こちらは他のアーティストによるリミックスやプロデュース、ゲスト・ミュージシャンとコ […]
ジャッグド・エッジやスキントレードを始め、数々のバンドでシンガーを務めてきたスウェーデンのマッティ・アルフォンゼッティによる3枚目のソロ・アルバム。1stアルバム『READY』(’00年)で示した音楽性への回 […]
リードとマンドリンをプレイする上野克将とバッキング担当の斉藤 修による、ナイロン弦のアコースティック・ギターを使用したインストゥルメンタル・デュオ:WaySideの2ndアルバム。南米の伝統的な音楽であるフォークロアのス […]
楽器はドラムのみという独産6人組異色アカペラ・グループが過去にカヴァーしてきた楽曲をまとめた日本企画盤。「Carry On」や「Fear Of The Dark」など、誰もが知るメタルの名曲群が“声”によって生まれ変わっ […]
’11年夏に惜しまれつつ解散したDELUHI。そのドラマーだったSujkが、早くも初のソロ・アルバムを完成させた。実際のライヴに於いて、黙々とテクニカルかつパワフルなプレイに打ち込む姿に感銘を受けたファンは少 […]