“Crocodile Tail Loop Wing OC10W”の各部解説
まず“OC10W”各部の主な機能を確認していこう。筐体には大量のスイッチ類や端子が配され、ギタリストに求められる機能が完全網羅されている。つまりプロ仕様…と言うとアマチュアには手を出しづらい製品なのではと思われるかもしれないが、さにあらず。一般的なプログラマブル・スイッチャーは、プログラムの選択用スイッチと作成用スイッチが一括され、操作に慣れが必要なものも少なくないが、本機の場合はそれらが独立しており、むしろビギナーにも扱いやすい設計と言えるのである。またプログラムごとに名前を設定し、それらをディスプレイに表示できるというのも便利だ。
Front
1. プログラム・ボタン&マルチファンクション・ボタン
2. DISPLAY
3. BT OFF / BUTTON LK, MUTE / LOOP10
4. FOOTSWICH PANEL, BANK – / LOOP9, BANK+ / LOOP8
5. PROGRAM / LOOP 1〜7
6. DIRECT
図1◆プログラム・モード時の動作
図2◆ダイレクト・モード時の動作
Back
7. BJF BUFFER IN & OUT, INPUT & OUT1〜2, TUNER
8. SEND1〜7, RETURN1〜7
9. SEND8〜10, RETURN8〜10, IN8〜10, OUT8〜10
10. FOOTSWITCH, FS1(T)+FS2(R), FS2, FS3/MULTI JACK
11. MIDI IN / OUT