POWERDOSE/SPEEDTRAP
フィンランド出身、4人組バンドのデビュー・アルバム。ジャケからしてモロにオールドスクール臭プンプンであるが、中身もモーターヘッド直系の爆走スピード・ロックンロールで、“あの頃”を今に伝える役割をこれでもかと担う存在だ。同 […]
フィンランド出身、4人組バンドのデビュー・アルバム。ジャケからしてモロにオールドスクール臭プンプンであるが、中身もモーターヘッド直系の爆走スピード・ロックンロールで、“あの頃”を今に伝える役割をこれでもかと担う存在だ。同 […]
マックス・カヴァレラ(vo, g)の4弦ギターも絡んだ分厚いリフ・リフ・リフの打撃戦、激怒の絶叫、マーク・リッツォ(g)のド派手なソロ・ワーク、アゲのビートと随所のストレンジで不穏な空気感。前作から僅か1年半で快調に登場 […]
結成30周年を迎えたクリスチャン・メタラーの復活第3弾にして通算8作目。カヴァー集とリメイク集を挟んだことが影響してか、前作『MURDER BY PRIDE』(’09年)からさらに’80年代テイス […]
今年2月に解雇となったスコット・ウェイランドの後釜の歌い手に、リンキン・パークのチェスター・ベニントンを選んだ彼らの5曲入りEP(日本盤は、録音風景などを収録したDVD付き)。“セックス、ドラッグ、ロックンロール”の素行 […]
スリップノットのジョーイ・ジョーディソン(dr)率いる別働隊の1作目。ジョーイ以下、クリス・ノリス(g/元ダーケスト・アワー)、ジェド・サイモン(g/元ストラッピング・ヤング・ラッド)、クリス・ヴレンナ(key/元ナイン […]
大阪出身4人組ガールズ・ロック・バンドの5thフル。ロック/ダンス/ガレージとジャンルを縦横無尽に駆け回る奔放な演奏と、キュートなヴォーカルが絡み合ったキャッチーなバンド・サウンドは今作も健在だ。先行シングル曲「OVER […]
フィンランドのヘア・グラム・ロックンローラー4人組による3作目。デビュー作のインパクトがなかなか強烈だった彼らだが、本作でも相変わらず聴いているこっちが恥ずかしくなるような“’80年代”が全編で展開されている […]
マイケル・キスク(vo)を擁するメロハー/AORプロジェクトの4年ぶりとなる3作目で、今作からドラムが元エレジーのダーク・ブルイネンバーグに替わっている。前作同様、外部ライター(今作ではティモ・トルキの名も!)を迎えて制 […]
アコースティック・ギターを叩いたりスラップを駆使したりするタイプは、必ずマイケル・ヘッジスと比較される。しかしサリオラはあくまで弾き語りのヴォーカル曲が核。歌とメロディーを聴かせるための伴奏としてスラップなどのテクニック […]
最初に海外のラジオで「Mind Your Manners」を聴いた時、こんなパンクな未発表曲あったっけな?と本気で思ってしまった。それほどまでに瑞々しい曲を1stシングルに持ってくる気概が、今のパール・ジャムにはある。こ […]
イタリア産シンフォニック/ゴシック・メタラーの1stフル。男女ツイン・ヴォーカル+ツイン・ギター+鍵盤の7人編成。ゴシック・メタル黎明期の懐かしさを感じさせる王道スタイルを基本にしながら、端々にモダンなアグレッションを発 […]
’09年のサマソニに続き、今年のフジ・ロックでも雷雨の中、No.1アクトの呼び声高い凄絶なライヴを繰り広げたトレント・レズナー(vo, g)率いるユニットの通算8作目。重厚かつスタイリッシュなサウンドとフェス […]
日本では11月22日公開予定の3D映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』の2枚組サウンドトラック。要はライヴ盤だが、映画(単なるライヴ映画ではなく、ストーリーがあり、俳優も出演している)ありきの作品であり、映像が収められ […]
かつて「Cadillac」のヒットで名を馳せたポップ・パンクの雄が、実に8年ぶりのカムバック作をリリース。’06年に解散後、フロントマンのトニー・ロヴァトが殺人容疑で逮捕される波乱もあったが、実は’ […]
アルバム・タイトルからも窺えるように、子供時代の想い出や故郷ウェールズへの郷愁、そして彼らが第2の故郷と呼ぶ東京について歌った「(I Miss The)Tokyo Skyline」など、回想モードで書かれた穏やかな楽曲が […]
テキサスのメキシコ系アメリカ人3兄弟バンドによる5枚目のアルバム。“テキシカン・ロック”と呼ばれるラテン・フレイヴァー溢れるロックに、ブルース、ソウル、レゲエなどをブレンドした歌心溢れる音楽を特徴とする彼らだが、本作も期 […]
ノルウェー出身のプログレ・メタル・バンドによる3作目フル。元/現メンバーがイーサーン(エンペラー)のバック・バンドを務めており、’11年に続き今年10月にもイーサーンに同行しての来日が予定されている。1stで […]
ヘッド(g)が元鞘に収まっての11作目だが、安易な原点回帰作にあらず野心的。胸を打つ歌メロが敏腕プロデューサー:ドン・ギルモアの手によって過去最高に引き出されているが、この1枚で彼らのすべてを分かった気になれるアルバム構 […]
ベルギーが誇る孤高のネオ・クラシカル・マエストロ:ダッシャン・ペトロッシ(g)率いるパワー・メタル・バンドの5th。前作でシーン屈指の実力派:マーク・ボールズをシンガーの座に据えて持ち前の荒々しい疾走の中に思慮深い整合を […]
’11年に18年ぶりのアルバムをリリースしてからというもの、音源の発表ペースが急にコンスタントになった感のあるブルース・ギタリスト:ichiroの最新音源。今回は彼にとって初のアコースティック作品で、昨年発表 […]