DEAD DECADE/PRIVATE LINE
フィンランドのグラム系ロックンロール・バンドの約4年振りの3作目。過去2作同様叙情派ナンバーを並べつつも、楽曲のクオリティが大きく向上した本作は、この4年間のバンドの成長を物語るような表現力豊かなナンバーが並ぶ。フックの […]
フィンランドのグラム系ロックンロール・バンドの約4年振りの3作目。過去2作同様叙情派ナンバーを並べつつも、楽曲のクオリティが大きく向上した本作は、この4年間のバンドの成長を物語るような表現力豊かなナンバーが並ぶ。フックの […]
「こんなもの作ってしまって大丈夫!?」と心配してしまうほどブッ飛んだ作品が届けられた。ディサルモニア・ムンディ、デストレイジ、ブラッド・ステイン・チャイルドらレーベルメイトによる、ジブリ作品の豪快カヴァー・アルバム。“ト […]
名ドラマーとして知られるカーマイン・アピスが、かつて自身が立ち上げたキング・コブラに並々ならぬ思い入れを持っているのは知っていたが、デビュー時の演奏陣が勢揃いして復活アルバムを制作するとは、誰も予想できなかっただろう。ヴ […]
デビュー作のセールスが300万枚超という、米国南西部に位置するオクラホマ州産5人組の3作目。歌ものモダン・ロックの範疇にある音だが、メロディーやギター・ソロは泥臭く土着性が見え隠れ——今作ではそのサザン・ロック・フレイヴ […]
スウェーデン出身の4人組ハード・ロック・バンドによる2ndフルにして日本デビュー盤。前1stではレッド・ツェッペリンを主軸とするルーツ回帰傾向を示すネオ・ヴィンテージ・スタイルを強く印象づけたが、本作ではそのスタイルを継 […]
米アリゾナ州出身、ジェイソン・ニューステッド(b)がメタリカ参加以前に属していたヴェテラン・バンドによる10作目。スラッシュ・メタルに始まり、’90年代はダークでちょっとグルーヴも伴った、しかしいわゆるモダン […]
元ゾナタのドラマーを中心に’06年に結成されたスウェーデン産メロディック・メタル・バンドのデビュー作。正統的な欧州メタルをベースにしつつも様々な要素を織り交ぜて緻密に構築された音像は、デビュー作らしからぬ堂々 […]
元チオドスのシンガーを筆頭に、フロム・ファースト・トゥ・ラスト、アンダーマインデッド、マッチ・ボックス・ロマンス、ストーリー・オブ・ザ・イヤーの元/現メンバーが集結してのスーパー・スクリーモ・バンド“D.R.U.G.S. […]
これまで一部ショップのみで帯/解説付きでの販売はあったが、フル作としては4枚目にして初の正規国内盤リリース。しかも実に8年振りとなるこの新作は、年月を経てもなお日本デス・メタルの最高峰に君臨する存在であることを如実に示す […]
フー・ファイターズのギタリストで、ジャクソン・ユナイテッドのフロントマンでもあるクリス・シフレットの初ソロ名義アルバム。驚いたのは従来のパンク路線の音楽性から一転、カントリーやフォークをベースにした実にオーセンティックな […]
ウェールズ産ラウド・ロックの期待株、2年振りとなる3rdアルバム。英国スクリーモの急先鋒と言われて久しいが、元々この6人組は“歌”に抵抗がない。この新作でも、ベタで大仰なメロディーやゆったりしたテンポでフックをつけ、より […]
約30年のキャリアを誇るメタル界屈指のヴォーカリスト:ラルフ・シーパース初のソロ・アルバム。ジャケットからしてもその激熱っぷりがビシビシ伝わってくるが、豪傑疾走パワー・メタルはもとより、アクセプト風な重厚ミドル、壮大でシ […]
70年代には数多くの個性的なハード・ロック・バンドが登場し覇を競っていたが、ダークでどこかオカルティックなイメージのあるユーライア・ヒープは一際異彩を放っていた。結成から40年以上経っていまだに第一線で活動しているのは凄 […]
前作『NINE』(’05年)から約5年半振りに、日本のスラッシュ/ラウド・シーンの重鎮が新作を発表。この間にヴォーカリストがまた交替しているが、その新加入のKen-Shin(クウェート出身)が逸材なのだ。ハー […]
名うてのパンク・ドラマー:トラヴィス・バーカー(blink-182)による初ソロ。曲ごとにゲストを迎えたコラボ形式で、合計33組が参加した。ほとんどがヒップホップ勢との異種格闘になっており、ゲストの流暢なフロウと、硬質で […]
“エピタフ”に移籍しての2作目。メジャーを離れ、生々しい感情を作品に刻んだ前作を経て、新作は良い意味で成熟への階段を一歩上った。スクリームを伴う「Past And Future Ruins」といった激情の曲もあるが、それ […]
1stアルバムの発表から今年で10年。「あのやんちゃ坊主が…」といった感慨もあるが、良くも悪くも丸くならないのがSUM 41らしいところ。メタル・パート担当だった前リード・ギタリストが抜けてからの2作目(通算5作目)。パ […]
マイケル・シェンカー・グループの『TALES OF ROCK N’ ROLL』(’06年)でシンガーを務め、その後の来日公演にも帯同した元マスターストロークのヤリ・ティウラ率いるメロディック・メタ […]
山本征史(b, vo/夜叉)のソロ作品構想が発端となり、島 紀史(g/コンチェルト・ムーン)と金光健司(dr/元プレシャス)が加わってバンドへと発展したのがスタンド。本作はその敏腕3名による1stアルバムだ。基本的な音楽 […]
ニッキー・シックス(b)、DJ・アシュバ(g)、ジェイムズ・マイケル(vo)によるプロジェクトの2nd。前作のようにサウンドトラックとは謳っていないが、ニッキーが撮影した写真や日記から構成される本と連動するようだ。前作同 […]