THE STAGE/アヴェンジド・セヴンフォールド

前作ではグルーヴ・メタルを追求し、アメリカン・メタルの王道へと迫ったA7Xの次の一手は、初のコンセプト盤(通算7作目)。視覚的に訴求するSE、女性コーラスに管楽器に鍵盤に…と、これぞコンセプト作な仕掛けも楽しく、タメを効 […]

THE NINTH HOUR/ソナタ・アークティカ

聖書の一節を想起させるタイトルやジャケットのアートワークも無関係ではない、“環境意識”を重要なテーマのひとつに据えた9枚目のアルバム。音楽的には前作『PARIAH’S CHILD』(’14年)の延 […]

WELCOME TO ATLANTA LIVE 2014/セヴンス・ワンダー

トミー・カレヴィック(vo)がキャメロットと並行して在籍するスウェーデンの5人組。本作は’14年9月に開催された“ProgPower USA”でのパフォーマンスの模様を収めた2枚組ライヴ盤。何より注目すべきは […]

ONE NIGHT IN TOKYO/シークレット・スフィア

ホワイトスネイクのキーボーディストに起用されたことでも話題のミケーレ・ルッピ(vo)を擁するイタリアン・メタラーが、’15年1月に実現させた待望の初来日公演の模様を2CD+DVDの3枚に封じ込めた大ヴォリュー […]

ROTH BROCK PROJECT/ロス・ブロック・プロジェクト

かつてカンサスにも参加していた実力派シンガー:テリー・ブロックと、現在ウインガーに在籍しサイド・ギターを担当するジョン・ロスの2人によるプロジェクト第1弾作品。両者ともダン・ハフ抜きで再結成を果たしたジャイアントの復活作 […]

KINGMAKER/プリティ・メイズ

5年来不変のラインナップ、すっかり定番プロデューサー化したジェイコブ・ハンセン──安定した環境下での2年ぶり15作目。この欧州パワー・メタルの重鎮も長いキャリアの中で変化への欲求から一度は“らしさ”を捨てたこともあったが […]

NARNIA/ナーニア

北欧メロディック・メタルの中堅バンドによる通算7作目。’10年に解散〜’14年に再結成という経緯を経て前作から約7年ぶりの新作リリースとなったが、いかにも北欧らしいメロディアスな魅力は些かも衰えず […]

GHOST PLAY/ミス・ビヘイヴィアー

’03年に結成されたスウェーデンの5人組による、4枚目のアルバムにして本邦デビュー作。TOTOやフォリナー、ジャーニーなどを始め、’80年代のメロディアスなハード・ロックからの影響を強く感じさせる […]

THE VIOLENT SLEEP OF REASON/メシュガー

スウェーデン出身のテクニカル・プログレ・ヘヴィ・ロック・バンドによる8作目。難解な印象を受けた前作『KOLOSS』(’12年)に比べるとよりアグレッションをストレートに表現しており、ある意味分かりやすい作りで […]

FATE/Mary’s Blood

メジャー進出以降、急速にファン・ベースを拡大させてきた女性4人組による3枚目のアルバム。ライヴで先行披露されていた「Shall We Dance?」で予感させていた通り、疾走感に満ちた力強いサウンドを叩き付けるヘヴィ・メ […]

F*** EVERYONE AND RUN(F E A R)/マリリオン

英国的叙情の伝統を継承するプログレ職人集団の4年ぶり18作目。15分以上の組曲3つを柱とする重い作品だが、前作と異なり劇的な昂ぶりを意識した形跡があまりないため、全編スロー〜ミドル・テンポでゆったり流れ漂っているような印 […]

MONSTEREOPHONIC(THEATERROR VS. DEMONARCHY)/ローディ

フィンランド産“モンスター”メタラーの第8作。メンバーに異動はなく、お馴染みのシアトリアカルなSEで幕開けるアルバム前半は、先行シングル「Hug You Hardcore」こそR・ゾンビやM・マンソンを想起させるものの、 […]

SCALING UP/キー・マルセロ

ジョン・ノーラムの後任としてヨーロッパに加入し、『OUT OF THIS WORLD』(’88年)という名作を残したスウェーデン人ギタリストによるソロ4作目。歌も本人が担当。北欧らしい叙情メロディーをギター・ […]

REACH/タイケット

代表曲「Forever Young」で知られ、今年でデビュー25周年を迎えるN.Y.出身のアメリカン・ハード・ロック・バンドによる4年ぶりとなる復活第2弾作品。オリジナル・メンバーはダニー・ヴォーン(vo)とマイケル・ク […]

DETHRONED/トゥ・ザ・ラッツ・アンド・ウルヴズ

激重メタル・サウンドにアッパーなエレクトロとエモーショナルなコーラスを掛け合わせた激情爆音で、疲れ知らずに煽りまくる。といえば日本も含め世界中の若い世代に今熱く支持されているヘヴィ・ロック・スタイルのスタンダードだが、こ […]

BROTHERHOOD OF THE SNAKE/テスタメント

新作は4年ぶりだが相も変わらず極上スラッシュ・メタルが突っ走る。ベイ・エリア・スラッシャーの古参、貫禄の11作目。往時の連携力を回復したチャック・ビリー(vo)とギタリスト2人:アレックス・スコルニック&エリック・ピータ […]

WORLD GONE MAD/スイサイダル・テンデンシーズ

’82年結成の、米クロスオーヴァー・スラッシュ/ハードコアの重鎮による12作目。元スレイヤーのデイヴ・ロンバード(dr)が加入し、ベースとリズム・ギターも刷新されたが路線変更はない。’70年代ハー […]