THE ASTONISHING/ドリーム・シアター

とても美しい作品ができ上がった。’10年のドラマー交替から3作品目となる今回、2枚組34トラックに及ぶコンセプト・アルバムという大きな冒険に出たドリーム・シアターだが、それはつまり現状が安定していることの証と […]

FOR ALL KINGS/アンスラックス

ライヴ活動は続けていたので久々という気もしないが実は4年半ぶり、ジョーイ・ベラドナ(vo)復帰後2作目にして新リード・ギタリスト:ジョナサン・ドネイズ(シャドウズ・フォール)加入第1弾となるアルバムの登場だ。前作でのベラ […]

GHOSTLIGHTS/トビアス・サメッツ・アヴァンタジア

トビアス・サメット(vo)が指揮を執るメタル・オペラ・プロジェクトの約3年ぶりの第7弾。D・スナイダーやG・テイト、M・ヒエタラといった初参加メンバーや、5作ぶりの復帰となるS・D・アデルらが名を連ねており、多様なシンガ […]

INGLORIOUS/イングロリアス

ウリ・ジョン・ロートのシンガーとして来日を果たした無名の実力派、ネイサン・ジェイムズ率いる英国産の5人組によるデビュー作。ディープ・パープルを彷彿させる冒頭部に思わずニヤリとさせられる本作は、ブルージーなギターとグルーヴ […]

POST SOCIETY/ヴォイヴォド

カナダ産サイバー・メタラーによる企画ミニ。最新曲+シングル曲+カヴァーで構成されており、’14年に再脱退したブラッキーの後任ベーシスト:ロッキーを初フィーチュア。昨年暮に急逝したレミー@モーターヘッドの存命中 […]

BRAINDEAD/ロスト・ソサイエティ

オールドスクール・スラッシュのすべてが好きで堪らない!という強烈アピールを、サウンドはもちろんジャケや風体に至るまで大々的に表明し続けるフィンランド産若手4人組の3作目。突撃一本槍で短い曲を畳み掛ける当初のスタイルから、 […]

ALL YOU CAN EAT/サンダー

スタジオ・ライヴ、ロンドンでのクラブ・ギグ、“LOUD PARK 14”での日本公演をCDに収録し、さらにDVDではそれらの映像と最新スタジオ作『WONDER DAYS』(’15年)のドキュメンタリーが観られ […]

LET ME GET BY/テデスキ・トラックス・バンド

デレク・トラックス(g)とスーザン・テデスキ(vo, g)夫妻によるバンドの3rdアルバム。ブルース、ファンク、ソウル、スワンプ、サザン・ロックのエッセンスをミックスしたような音楽はこれまで以上にメロディーの充実ぶりが目 […]

K 2.0/クーラ・シェイカー

’96年、クーラ・シェイカー登場の衝撃は非常に大きく、新人ながら洋楽誌でも表紙級という破格の扱いだった。セールスもそれに伴い、日本では爆発的ヒットを記録。その後、英国で失速以降も日本のファンは彼らを支え続けた […]

RITUALS/ロッティング・クライスト

’90年代前半に興ったブラック・メタル叙情主義の気運をギリシャの地から支えた古参でありながら、日本での知名度がイマイチなのは、このバンドが真正の背徳の気配を宿しているからだろう。しかしその地下音楽臭ゆえ、彼ら […]

DEAD DAWN/エントゥームド A.D.

バンドの要だったアレックス・ヘリッド(g)との決別に伴い名前の後ろに“A.D.”を付け再出発を切っての2作目。前作から1年半という、エントゥームド名義末期のもたつきとは見違えるほどの意欲的活動ぶりだが、現体制成立以降は作 […]

WHEN YOU WISH UPON A STAR/ビル・フリゼール

アメリカ人ヴェテラン・ギタリスト:ビル・フリゼールが、グラミー賞にノミネートされた『GUITAR IN THE SPACE AGE!』(’14年)に続く新作を発表した。’70年代にジャズ・シーンか […]

Sifartin Akashic/アスラ

仙台出身4人組メロディック・パワー・メタル・バンドの、1st以前の初期楽曲(再録)と新曲を融合させた3作目。時にプログレッシヴやヘヴィ・ロックな要素も見せつつ、J-POP的なキャッチーさと溌剌としたメロディーを爽快に詰め […]