IMMORTAL RANDY RHOADS THE ULTIMATE TRIBUTE/V.A.

’82年に25歳で逝去したランディ・ローズの命日の月に合わせてのトリビュート盤。総勢12名によるギター・パートに比べると他がちと地味だが、ギタリストに捧げられた1枚だからこれでOK。ランディ亡き後のオジー・バ […]

OBSIDIAN PLUME/ANTHELION

台湾出身シンフォニック・ブラック・メタル・バンドの約7年ぶりの2nd。抑揚の激しい曲展開を軸とし、全体像を操るキーボードは荘厳に楽曲の悲哀性を伝播しながら、コーラスで参加した女性シンガーたちによる耽美な歌声をもって作品に […]

GRAND MORBID FUNERAL/BLOODBATH

スウェディッシュ暗黒メタルの達人たちが入れ替わり立ち替わり参集してきたプロジェクトに、新たに英国産ゴシック/ドゥームの大家パラダイス・ロストのニック・ホームズ(vo)が加入して放たれた6年ぶりの4作目。デス・メタルから音 […]

SPIRIT ON A MISSION/MICHAEL SCHENKER’S TEMPLE OF ROCK

前作から加入したドゥギー・ホワイト(vo)、スコーピオンズの黄金期を支えたリズム隊:フランシス・ブッフホルツ(b)とハーマン・ラレベル(dr)、15年以上に渡りマイケルをサポートしてきたウェイン・フィンドレイ(g, ke […]

THE KILLER INSTINCT/BLACK STAR RIDERS

前身“再結成シン・リジィ”を長年支えたマルコ・メンドーサ(b)が離れ、ロビー・クレイン(元ラット他)が加入。編成上はいっそう新バンドぽくなったが、この2作目からはリジィの遺産と現在のバンドの特質が自然に融合する様子が、む […]

SANCTITUDE/KATATONIA

スウェーデンの“鬱”メタラーによるアコースティック・ライヴDVD(他)作。『DETHRONED & UNCROWNED』(’13年)のツアーから、’14年5月のロンドン公演(@教会!)を収める。メ […]

XIV/TOTO

復活第1弾…と言えば良いのか? ’08年からの活動停止期間のことはもう忘れられていると思うが、とにもかくにも約9年ぶりのアルバムだ。旧作にゲスト参加することもあったジョセフ・ウィリアムズ(vo)を始めとする旧 […]

REINVENT YOURSELF/TERRA NOVA

オランダの4人組が放つ、約5年ぶりとなる6枚目のアルバム。作品の方向性についてレーベル側と意見が折り合わず、結果的に移籍することになったようだが、ファンが彼らに望んでいるであろう、叙情性のあるメロディアスなハード・ロック […]

Flying Carpet/TAGAWA

盲目のギタリスト:田川ヒロアキが“LOUD PARK 09”に出演した際に一緒にプレイした、元ブリザードの寺沢功一(b)、多彩なサポート・ワークで知られる長谷川浩二(dr)の2人と共に、TAGAWAなるバンドを結成、7曲 […]

70 STRONG/STEVE GADD BAND

エリック・クラプトンのツアー・ドラマーとしての活動などで知られる名ドラマーのスティーヴ・ガッドが、70歳記念アルバムを発表。参加メンバーはマイケル・ランドウ(g)やジミー・ジョンソン(b)など、前作の『GADDITUDE […]

NEXT STOP/SONIC STATION

スウェーデン人ギタリスト:アレクサンダー・クロンブリンクによるAORプロジェクト第2弾作品。前作ではシンガーが4人いたが、本作では男女2名編成となっている。デジタル・シンセと繊細なコーラスを配し、随所でギター・ソロを大き […]

LYMPH/SIX DAYS OF MAY

イタリア出身の5人組メタルコア・バンドによる1stアルバム。欧米の同系バンドの影響をうまく咀嚼し、新人バンドとしてはかなり完成度の高い音楽性を示している。展開がほどよく複雑で練り込まれており、メロディーもベタつきがなく硬 […]

THE HIGHEST OF DYSTOPIA/SERENITY IN MURDER

女性シンガー、ツイン・ギター、キーボードを擁する6人組国産シンフォニック/メロディック・デス・メタル・バンドの2nd。前作リリースから3年半の間に多くの海外バンドのサポートや台湾のフェスへの参加など多くの経験を経た成果か […]

SOBER & GODLESS/THE RUMJACKS

オーストラリアのシドニーを拠点とするアイリッシュ・パンク・バンドの、5年ぶりの2ndアルバム。バンジョーやマンドリンといった民族楽器はわりと少なめで、ロックやパンクの香りが濃厚な5人組だ。アルバム冒頭の「Home Rul […]

DEVIL IN THE DETAILS/THE POODLES

結成10周年の節目に新ベーシスト:ヨハン・フロドクヴィストを迎えた新編成で制作された通算6枚目フル。王道のミドル・テンポで堂々と幕を開ける本作は、過去数作で感じられたダークな趣からは距離を置き、親しみやすいポップさを取り […]

ENDLESS FORMS MOST BEAUTIFUL/NIGHTWISH

フィンランド産シンフォニック・メタラーの第8作。新シンガーにフロール、パイプ&ホイッスル奏者としてトロイを迎えての第1弾で、ドラマーも代役を立てているが、オーケストラ入りの重厚・壮大・劇的路線に驚くような変化はなく、まさ […]

BRING ME THE DARKNESS/MIDIAN

札幌産メロディック・デス・メタル・バンド:GYZEとの交流も深く、来日の経験もある韓国出身5人組による1stフル。ツイン・ギター編成で、片翼は女性だ。サウンドは欧州スタイルのダークかつメロディック、ドラマティックにしてシ […]

LACRIMA DEI/MEDEN AGAN

ギリシャ産劇的メタル・バンドの3作目にして本邦デビュー盤。当初は山場感の薄いシンフォ系プログレ・メタルだったものの前作でソプラノ女声歌唱を立て、要所にデス・ヴォイスを乗せた疾走まで配してドラマティックの質を大転換。本作で […]

IMMORTAL DAUGHTER OF AESTHETICS/LIBRIA

イタリアのエレクトロ・ゴシック美女軍団、スペクトラ・パリスに在籍したマルチ奏者:マリアンナ・アルフィエーリ(g, b, key, vo)率いる激烈メタル・バンドが’13年に発表したデビュー作。硬派激重系ナーヴ […]

DEVIL ON MY SHOULDER/HELL IN THE CLUB

エルヴェンキングのダヴィデ・モラス(vo)とシークレット・スフィアのアンドレア・ブラトー(b)を中心に始動した、イタリアの4人組による2枚目のアルバム。’11年に発表された前作『LET THE GAMES B […]