MOONFLOWERS/スワロウ・ザ・サン:古のゴシック・メタル的美意識を強めた3年ぶり8作目
強烈な悲壮感を美しい激重サウンドで描き続けるフィンランド産メロディック・ドゥーム・バンドが、ライヴ盤を挟んで約3年ぶりに放つ8作目。20年来変わらぬ陰鬱な激重表現と悲哀に満ちたメロディーは今回も緩みなくダウナーに響きわた […]
強烈な悲壮感を美しい激重サウンドで描き続けるフィンランド産メロディック・ドゥーム・バンドが、ライヴ盤を挟んで約3年ぶりに放つ8作目。20年来変わらぬ陰鬱な激重表現と悲哀に満ちたメロディーは今回も緩みなくダウナーに響きわた […]
ベイ・エリア・クランチ大健在!! 『BLOOD IN, BLOOD OUT』(’14年)から約7年ぶり、G・ホルト(g)のコロナ陽性、T・ハンティング(dr)の癌克服を経ての第12作は、待たされた甲斐のある、 […]
ミカエル・アーランドソン(vo, key, g)率いる北欧メロディック・ロック・バンドによる第3作目で、本作から元ハンマーフォールのマグナス・ローゼン(b)が正式に加入。快活なポップ・チューンから、ドライでアップ・テンポ […]
北欧激重メタル界最強アドヴァイザーにして第一線プロデューサー/エンジニアとして絶大な信頼を得ているピーター・テクレン(vo, g)が、自ら率いる老舗スウェディッシュ・デス・メタル・バンドの13作目。テクレンがプロダクショ […]
’04年3月6日ドリーム・シアターL.A.公演から、’89年のデビュー作『WHEN DREAM AND DAY UNITE』15周年記念の完全再現セット+αを収録したライヴ盤の復刻で、最新リマスタ […]
気鋭の女性5人組バンド待望の1stは、抑揚の激しいメタルコアを軸に”80sの輝きも”90sの陰りも聴かせる既発の5曲に6つの新曲を加えた内容となっている。「HYPNOSIS」における、リフを含めた […]
ジ・エンド・マシーンやダーティ・シャーリーなど数多くのバンドやプロジェクトで活動する“巨匠”ジョージ・リンチ(g)による、全曲インストとなる最新ソロ作。速弾きギター・インスト作品を期待すると肩透かしを食らうが、ワウを駆使 […]
フィンランド出身のメロディック・デス・メタル・バンドによる9thで、ベーシストがチェンジした。事前の情報がなかったら「えっ、別のバンドのCD買っちゃった?」となるかも知れないほど、音楽性がドラスティックに変化している。元 […]
’20年結成の東京のドゥーム・トリオ“蛇刀”の初作(歌詞は全英詞)。陰鬱なリフと憂鬱な歌メロに彩られ、トラブルにC.O.C.に日本の’70年代ニュー・ロック…と様々なスパイスが効いているが、根幹に […]
トレイシー・ガンズ(g)とフィル・ルイス(vo)のタッグが蘇った’17年以降、全盛期に勝るとも劣らない素晴らしいスタジオ及びライヴ作品を発表し続けている彼らだが、本作でもそんなバンドの勢いと大胆さをぐっと凝縮 […]
レイジの新旧ドラマーを擁し、ギリシャの伝統弦楽器ブズーキをメイン・リード楽器とする独産ベースレス4人組の第5作。ハード&ヘヴィなギターが引っ込むと同時に、ブズーキによる哀愁のエスニック路線がより強化され、一部楽曲はもはや […]
恐るべし、ドリーム・シアターの“忘るまじ喪失音源集”。今回はメタル魂を全面に押し出した’03年発表『TRAIN OF THOUGHT』のバック・トラック集で、元はファンクラブ用アイテム。最新マスタリング済で、 […]
グラミー賞ノミネート経験もあるミシシッピ出身のブルース・シンガー/ギタリストの2nd。前作と比べると、よりヴァーサタイルなブラック・ミュージックに接近。ヘンドリックスに迫るブルース・ロック、プリンスを彷彿とさせるファンク […]
新型コロナウイルスによるロックダウンの最中、’20年4月から12月にかけてスコット・イアン(g/アンスラックス)やアレックス・スコルニック(g/テスタメント)、デヴィン・タウンゼンド(g)ら豪華ゲストを迎えて […]
大阪出身、現在は東京を拠点とするシンフォニック/メロディック・ブラック・メタル・バンドによる4th(メジャー2nd)。ツイン・ギターの片翼が交替し(制作には不参加)、キーボーディストとドラマーが新加入している。明快なメロ […]
Cerveteriは女性ヴォーカリスト:Hinaを擁する群馬のハード・ロック・バンド。2ndの本作は流麗なメロディーや王道的なギター・リフ、極度にソリッド過ぎないグルーヴといった’80sメタルに通じるテイストを活かして独 […]
’81年結成、’85年にアルバム・デビューを果たした彼女ら。’98〜’05年は解散状態にあったが、’12年の『GENUINE DIAMOND』からは再結成活動が […]
’80年代から活動するスウェーデンのメロディアス・ハード・バンドによる、前作から実に10年ぶりとなる新作。とはいえ、新録曲の他に過去曲のリミックスやライヴ音源などで構成された変則的な内容となっており、彼らのこ […]
デンマークの4人組による、’19年前作からライヴ作や編集盤を挟んでの8枚目。メタリカとE・プレスリー、J・キャッシュとK・ダイアモンドが同居したかの独自サウンドは、結成20年を迎えても不変…というか、意表突き […]
今やブラック・サバス流派の世界的成功例の1つと目される和装のハード・ロック・トリオによる22作目。“明けない闇夜はない 覚めない悪夢はない”と歌われる和嶋慎治(g, vo)の終幕大曲「夜明け前」がまたしても凄まじい。三位 […]