DECISION DAY/ソドム

コワモテ突撃隊長の冷酷非情な仕事っぷりを死守し続ける、ジャーマン・スラッシュの重鎮による3年ぶり15作目。今回ももちろん、硬く締まった疾走サウンド上でダーク・サイドの激情をちぎっては投げの大乱闘が延々繰り広げられている。 […]

Arc of Infinity/セヴンス・サン

元ガーディアンズ・ネイルのYasumoto Ohtani(g)が中心となって結成されたプログレッシヴ・メタル・バンドの3作目。このバンドの大きなセールス・ポイントは“日本のジェフ・テイト”と呼ばれるYama(vo)の存在 […]

黒イ光と白イ闇/SeRafiL

女性3名+男性3名で構成された6人組国産ロック・バンドのデビュー作。中心となっているのは元アフェイジアの高山留歌(vo)とプログレ・バンド:アストゥーリアスの川越好博(key)で、当初この2名で始めたアコースティック・ユ […]

NOVA/レイヴンアイ

英国出身のトリオ・バンドによるデビュー・アルバム。ダイナミックでエッジの効いたサウンドは、資料にあるようなブリティッシュ・ハード・ロックというよりは、’90年代初頭のオルタナティヴ・ロックを実に肯定的に扱って […]

Aspiration/RAMI

元アルディアス、現在はラグライアで活動する日本の女性シンガーによるソロ・アルバム。バンドであるラグライアよりも歌唱に重きが置かれ、また楽曲のヴァラエティが豊富だ。彼女のルーツにあるであろう歌謡曲/J-POPへの敬意も明確 […]

YOUNG GUITAR 2016年12月号

メタリカ大特集、マイケル・シェンカー、高崎 晃、春畑道哉、ヌーノ・ベッテンコート、SYU and more!!
付録DVD:ポリフィア、メタリカ・サウンド再現実験、『ヌーノに挑戦!』結果発表

SORCERESS/オーペス

スウェーデン発、孤高のプログレッシヴ集団の第12作。どんどんメタルから遠ざかっていく今の彼らに安易な揺り戻しなどあるはずもなく、今作も深淵にして静謐たるアート&サイケ路線が粛々と貫かれている。興味深いのは、前作以上にアコ […]

RESURRECTION/オペレーション:マインドクライム

クイーンズライクお家騒動終結後は独自の活動を続けるジェフ・テイト(vo)のプロジェクト2作目で、’15年の『THE KEY』に続くコンセプト3部作の中編。バンド名から想起される古巣の名盤のような音楽性とはもち […]

REMARKABLY HUMAN/ニック・ジョンストン

以前本誌で奏法コラムを執筆していたこともある、カナダ人ギタリストによる全編インストの4作目。元々速弾き一辺倒ではなく、枯れたクランチ・サウンドでフック満載のギター・ロックを聴かせる比較的渋めのプレイヤーだが、全編でピアノ […]

Fire Bird/MIYAVI

真の意味でグローバルに活躍する数少ないアーティストであるMIYAVI。映画『不屈の男 アンブロークン』(’14年)での名演を観て、マルチな才能ぶりに改めて驚いたところに、1年4ヵ月ぶりのダイナマイトな新作が届 […]

AVANTGARDE/lynch.

名古屋で’04年に結成された5人組による、メジャーでは5枚目となるフル作品。メイン・コンポーザーの葉月(vo)は、自身のライヴ特有の空気感を念頭に置いて「シンプルに“楽しい”アルバムを」と思いながら曲作りを進 […]

THE PRELUDE IMPLICIT/カンサス

アメリカン・プログレ・ハードの大ベテランによる第15作。スタジオ新作としては’00年発表『SOMEWHERE TO ELSEWHERE』以来で、R・プラット(vo, key)、D・マニオン(key)、Z・リズ […]

DIABOLICA/アイアン・マスク

様式系ギタリスト:ダッシャン・ペトロッシ率いるベルギー産ヘヴィ・メタル・バンドの通算6作目。本作ではアルゼンチンのHELKERのシンガー:ディエゴ・バルデスを新たにフロントに据え、前任のマーク・ボールズが歌っていた前2作 […]

YG×レイニー・アンプによるマティアス“IA”エクルンドのクリニック、個人レッスン、ミニ・ライヴ開催!

ヤング・ギターとレイニーがタッグを組んでお届けするスペシャル・ギター・イベントとして、来る11月上旬、スウェーデンの愉快なテクニカル・ギタリスト、マティアス“IA”エクルンドが来日、ギター・クリニック&ミニ・ライヴが決定 […]

WINTER’S GATE/インソムニウム

フィンランド出身のメロディック・デス・メタル・バンドによる7作目フル。ニーロ・セヴァネン(vo, b)による、フィンランド国内で多数の賞を獲得したというオリジナル・ストーリーに基づくコンセプト・アルバムで、収録曲は約40 […]