LIVING THINGS/LINKIN PARK

先日の“ミュージックステーション音ズレ事件”。図らずもこれまでリンキン・パークを知らなかった層にも名を売る結果となったが、いずれにしろテレビを通して熱演する彼らの姿はしびれるほどカッコ良かった。さすが生粋のライヴ・バンド […]

SSL-3 Hot、SSL-4 Quarter-Pound Flat:セイモア・ダンカン・マニアック第7回

リア・ポジション用に開発された高出力なシングルコイルで、通常よりもコイルのターン数を多くすることによってパワーを増強。さらに高音域のレスポンスも抑制し、シングルコイルにありがちなペラペラしたニュアンスを排除することに成功 […]

INROADS/THE WRETCHED END

元エンペラーのギタリスト:サモスがザイクロンのラスト作リリースから解散までの間に、スカムでも行動を共にしたコスモクレイターことコスモ(vo, g)、ダーク・フューネラルのドミネイターことニルス・フェルストロム(dr)を引 […]

WALL STREET/WIG WAM

日本でも確固たる支持基盤を築いている、ノルウェー出身の4人組による4枚目のアルバム。ライヴでも大いに盛り上がる、ポップで華やかなハード・ロック・チューンが、一般的には彼らの特性と認識されているだろう。本作の全体像で言えば […]

UNDEAD/SIX FEET UNDER

脱退から10ウン年が経過した現在もなお、カンニバル・コープスへの復帰待望論者が絶えない壮絶デス・ヴォイスの持ち主クリス・バーンズ率いるバンドの9thフル。結成から19年もの長きに渡り行動を共にしてきたテリー・バトラー(b […]

MIND GAMES/SILENT DESCENT

’04年に英ダートフォードで結成された7人組の日本デビュー作で通算2作目。“新世代メロディック・デス”が謳い文句だが、確かにヴォーカルが一部デス声だし、キーボード/シンセ担当とDJの両名がクラブ・ミュージック […]

THE SNIPER/SCELERATA

ブラジルはポルト・アレグレ出身のヘヴィ・メタル・バンドの約4年振りとなる3rd。母国の先輩ANGRA由来のテクニカルな疾走感を持ち味にデビュー、続く2ndではシンガーのトビアス・サメット風味の唱法も手伝ってエドガイ的キャ […]

BULLET/RENEGADE CREATION

マイケル・ランドウ&ロベン・フォード、2大ギター・ヒーロー共演+最強リズム隊によるドリーム・バンドの2ndアルバム。’10年の1stではシンプルに楽しめるブルージーなロックを聴かせてくれ、同年夏の来日公演では […]

WELCOME TO THE THEATER/REINXEED

スウェーデン人マルチ・プレイヤー:トミー・レインエクシード(vo, g, key)のリーダー・バンドによる通算5作目。端正に煌めくクリスタルのようなメロディック・メタル・ワールドは本作でもしっかりと健在で、’ […]

BAG OF TRICKS/PELLEK

英国を拠点とするメロディック・メタラー:ダムネーション・エンジェルスが今春リリースしたデビュー作でも歌っていた、ノルウェー人シンガーの1stソロ。時を同じくして新作をリリースするトミー・レインエクシードが全パート演奏&プ […]

MNEMESIS/MNEMIC

デンマーク出身の5人組による5作目。前作『SONS OF THE SYSTEM』(’10年)の発表後、メンバーの大半が入れ替わるという危機的事態に直面したものの、短期間で体制を立て直し、アルバムのリリースに漕 […]

PHANTOM ANTICHRIST/KREATOR

ベテラン・ジャーマン・スラッシャーの新作。’05年の『ENEMY OF GOD』、’09年の『HORDES OF CHAOS』の流れに逆らわない、骨の髄まで暴力的で冷酷だが人肌の温もりが確かにある […]

SPELL EATER/HUNTRESS

米カリフォルニアで’07年に結成された、ツイン・ギターの5人組のフルレンス・デビュー作。紅一点シンガーのジル嬢は、オペラ経験の一方でナイトクラブの暗黒パーティーも仕切っていたという変り種で、ザビーナ・クラッセ […]

LEX HIVES/THE HIVES

ほぼ4年半振りとなる通算5作目のフル・アルバム。目玉のレジデンツよろしく黒の燕尾服にシルクハットというコスチュームに衣替えをし、音楽も変化?と思って聴いてみたが、驚くほど変わっていなかった。キレの良いガレージ・ロックが「 […]

DANGER ZONE/HARDLINE

’91年にニール・ショーン(g)が中心となって結成したハードライン。今作では再結成後にニールに替わってバンドを率いていた元ストームのジョシュ・ラモス(g)は参加しておらず、ジョニー・ジョエリ(vo)以外は全く […]

FIREBIRTH/GOTTHARD

スイスの国民的バンドによる、不慮の事故で看板シンガーを喪うという悲劇を乗り越えての第10作。ところが、聴き始めてすぐに仰天した──何と、故スティーヴ・リーのあの歌声が…!? いや、もう少しハスキーな声だが、とにかくよく似 […]